長崎観光でハイライトの一つ、オランダ坂を行きます。

嘗て、長崎開港によりこの一帯が外国人居留地となり洋館が建ち並ぶ風景が現在まで残されています。鎖国政策中は西洋で唯一、オランダとの通商があった名残りでこの坂を行くどこの国の人も“オランダさん”と呼ばれたのだとか。まぁ、分からん気もしますな。

では、直ぐにある一軒の洋館へ。

東山手甲十三番館は、ブルーの外装がレトロな風情を掻き立てて堪らん洋館です。

明治に建てられ、昭和まではフランスの方がお住まいだったそうです。

1階のカフェでゆっくりと・・・いえいえ、この時すでに夕刻、まだ坂道は序の口。後ろ髪をひかれながら後にするのでした。

 

 

 

オランダ坂は石畳、壁や塀の石垣に包まれたレトロモダンを画に書いたような空間です。坂道からは長崎港越しに夜景で知られる稲佐山方面を見ることも出来ます。

 

そして、続きましては東山手十二番館

この地区で最古の現存洋館は、イエローが懐かしさを醸すカントリー調?の幅広テラス。幕末に建てられ、各国の領事館などの使用を経て、現在は市の私学資料館。“私学”って、ワタクシ立ならそぅ呼ぶのかと思ってたのです(田舎モンなので)が、私学=ミッション系という事らしいですな。キリスト教布教のために先ずは教育機関を設立して・・・だそうで。この館は一時、全国的にも知られる活水校の所有となり市へ寄贈。学校はオランダ坂の入り口付近にあったようです。

 

 

 

 

 

 

さて、時間が無いながらも、レンガや石畳、石垣の坂道に見惚れていると・・・

(僕よりも先に気付いて)どこぞの生徒さんが

『キャー(私たち)被写体だー』とキャーキャー言って坂を下って来るもので、オジサンすっかり照れてしまいました。

部活かな、ジャージ姿。←どうせなら制服姿が良かった ☜おい

 

SONY α9+FE 50mm F1.2 GM

& Xperia 5〈Mar/2023〉