水に浸けとくと増えるタイプの白タイツです

こんにちは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日も今日とて

下山先生の勉強になりすぎるメルマガを

配信していきたいと思います!

 

 

 

 

 


こんにちは、下山です。




2022年に入って約半月が過ぎましたが

株式市場は年初から元気がありません。



ニューヨークダウは、

年初に35,911.81ドルでスタートし

1月14日までに35,911.81ドルと

973ドル以上の下落

下落率では、-1.84%となっています。



また、主要3指標の残り2指標である

ナスダック、S&P500に関しても

共に年初から下落しています。



日経平均も

年初に29,301.79円でスタートし

1月14日までに28,124.28円と

約1,177円以上の下落

下落率では、4%となっています。



この全般的な下落の背景には

アメリカのFRBによる利上げ観測による

リスクアセットからの資金流出が大きいのでしょう。



また、オミクロン株の感染拡大も

政府による追加支援がない限りは

株価にとってはマイナスですが、

現在の情勢的に追加の緩和は

今のところは考えられない状況です。



2021年にダウは史上最高の騰勝率となっているだけに

下落の際も大きくなる可能性も高く

今年はその点に注意が必要となるでしょう。



株取引をされている読者の方はご存知かも知れませんが、

株の世界には「1月効果」という言葉があります。

これはいわゆる「アノマリー」と呼ばれるものですが、

株式投資をする上では知っておいて損のないものです。



そこで、今日は株式市場における

「アノマリー」について

解説したいと思います。



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アノマリーとは?

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アノマリーとは

「理論では説明できない市場の規則的な変動や現象のこと」

と定義されます。



理論では説明するのは難しいものの

必ずこの時期になると

同じような傾向が発生する

という経験則のようなものです。



アノマリーは、株式市場や外国為替市場など

市場ごとにそれぞれ存在します。



アノマリーの代表的なものとして、

「1月効果」、

「小型株効果」、

「低PER効果」、

「配当利回り効果」、

などがあります。


アノマリーは、日本語で

「相場格言」と呼ばれる事もあります。


アノマリーは全てが

経験則に基づくものではなく

「4月高、こいのぼり天井」

という相場格言のように

年度が変わり新年度になると

新規の資金が流入しやすくなり

5月の初旬ごろまでは相場が上昇しやすいといった

理論的根拠のあるものもあります



しかし、「2日新甫(しんぽ)は荒れる」

という相場格言は、

2日から取引が始まる月は

相場が荒れることが多いというものですが、

なんら合理的な説明がつかないものもあります。



しかし、なぜかわからないけどこうなる傾向が強い

というアノマリーも多く存在し

結果的にそのようなアノマリーが

発生する事もしばしばあります。



つまり、これは株式市場が経済的な合理性だけで

動いているわけではないということを

物語っているといえるでしょう。



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1月のアノマリー

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1月のアノマリーは、「1月効果」

と呼ばれるものです。



これは、

1月の値動きが一年の方向性を決める

と言われているもので、

1月の月足が陽線なら

その年は上昇トレンド、

陰線なら下降トレンド、

と解釈します。



また、株式市場では

「1月最初の5日間」によって、

その年を占うこともできます。



1月最初の5日間が上昇した年は

好調な一年になり、

最初の5日が下落した年は

不調な一年となるという意味です。



年間の相場は1月の動きに似るという

「1月効果」は、

これまで大きく外すことはほとんどありません。



1月に下落すると、

社会的に何らかの問題が起きるという

前兆になると考える事もできます。



前述したように

アメリカの主要3指標、日経平均株価が


ともに下落している事を考えると

やはり、2022年は下落基調の株式市場

となる可能性が高いと言えそうです。



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2月のアノマリー

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次に2月のアノマリーですが、

株式相場には「節分天井、彼岸底」

と言われる相場格言があります。



これは、株価は2月の上旬に天井値をつけ、

3月の始めに底に向かうという意味です。



2月のアノマリーに関しては、

今年は疑問符がつきますが、 

いずれにしても2月は下落しやすい月である

と捉えると良いでしょう。



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まとめ

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本日はアノマリーの解説をしましたが、

各月にアノマリーは存在します。



投資初心者の方の傾向として

アノマリーを鵜呑みにしすぎる

という傾向があります。



これはアノマリーを絶対視して

アノマリー通りのトレードをする事で

失敗につながるというものです。



アノマリーは、

参考になるからこそ

格言として残り続けますが、

毎年必ずそうなるという事ではありません。



特にパンデミック以降は

前例にないことが多く

経験則だけでは勝つことが

難しい環境になっています。



あくまで、

相場はファンダメンタルズと

人間心理の反映である事を忘れずに

時事情報をキャッチアップしながら

的確な判断をしていく事が大切です。



引き続きこのメルマガでは、

時事情報を中心に

株式相場にどのような影響が起こりそうなのか

という点も解説していきますが、

常々お伝えしているように

分析や予想に頼り切りにならず、

予想が外れても大丈夫なリスク管理を

徹底して相場に望んでいきましょう。



では本日も最後までご覧いただき

ありがとうございました。



下山敬三




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