白タイツを探せ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の下山メルマガ、個人的には過去1の神回で

 

早くみんなに読んでほしいのでどうぞ!(笑)

 

 

 

 

こんにちは、下山です。


・取り残されてほしい高値の買いポジション

・取り残されてほしい安値の売りポジション

について

以前Youtube動画でお話しました。



こちらの動画です。



https://youtu.be/T4V-R0Fh-2c



ご覧になっていない方は、

先に動画をご覧になってから

読み進めていただくと

理解が深まります。



・取り残されてほしい高値の買いポジション

・取り残されてほしい安値の売りポジション

こう言われたら

あなたはどう思いますか?



「は?」

と思う方が大半だと思います。



安く買って高く売る、

高値で売って安く買い戻す、

相場で利益を生むのは

この2パターンだけですから。



トレードの原理原則に矛盾します。



高値の買いポジ、安値の売りポジなんて

トレーダーがもっとも嫌うポジションですよね。



「なのに取り残されてほしいとか何言ってるの?」

と多くの方は思われるでしょう。



でも取り残されてほしい

高値の買いポジション、

安値の売りポジションが実際にあります。



どういうポジションか?

なぜ取り残されてほしいのか?



本日はその真意についてお伝えします。



波乗り投資法でトレードされている方は

もちろんのこと、

そうでない方も今日のメルマガだけは

最後までご覧になってください。



株アカデミーで教える

波乗り投資法の"本質"が詰まっています。



===================

後が無いトレードでどう動くか

===================


まずは改めて

波乗り投資法のルールについて

簡単にお伝えしておきます。



・信用取引ができる銘柄を1つ選ぶ。

・資金を5つに分割し、ポジションを5つまで持てるようにする。

・買いポジションと売りポジションのバランスを考える。

・買いポジションを5つ、もしくは売りポジションを5つ持つのは禁止。



他にもルールはありますが、

今はとりあえずこのルールだけ

頭に入れてください。



一般的には、

複数の銘柄を買い、

リスクを分散させるのが常識です。



「卵は同じカゴに入れるな」

という有名な教えですね。



でも、これだと

全ての銘柄がいっせいに下落する可能性もあるので

リスクヘッジとして不十分だと考えます。



そして、株アカデミーでは

1つの銘柄に対し、

買いポジションと売りポジションを持つことで

盤石のリスクヘッジを目指します。



これだけでは分かりづらいと思いますので

どのようにトレードするのか

一例を紹介しましょう。



「株価が上がりそうだな」

と思い、

まず買いポジションを1つ入れたとします。

仮に1500円としましょう。



しかし、株価は1400円まで下落。

含み損を抱えた状態ですね。



さあどうしますか?

まだポジションに余裕がありますので、

「株価は1500円まで戻るだろう」と予想し、

再度買いポジションを入れたとします。



1つ目のポジションと近い価格で

買いポジションを追加するのはルール違反です。



ただし、

一定の間隔を空けて

同一方向のポジション(ここでは買いポジション)

を持つのはOKです。



1500円;買いポジ

1400円;買いポジ

この2つを持った状態になりました。



その後、上昇を期待していたのに

また1300円まで下落。



残念!



どうでしょう、

「もうさすがに反転するだろう」

と考えて

買いポジションをもう1つ追加したくなりませんか?



リスクは高くなってきましたが、

もう1つ買いポジションを追加するのも

ルール違反ではありませんので

3つ目の買いポジションを

入れることにします。



1500円;買いポジ

1400円;買いポジ

1300円;買いポジ

3つの買いポジションを

持った状態です。



「この状態で1400円まで株価が上がれば

一気に含み損は解消される!」



期待が膨らむと思いますが、相場は残酷です。

想定外に下がり続けるような場面は

いくらでもあります。



ついに1200円まで

下落したとします。

1500円から20%も下落です。



全ポジション含み損という

最悪な状態。



あなたなら、どうしますか?



株アカデミーのルールでは、

いちおう4つ目までは

買いポジションを入れてもOKですが、

リスクが高いので

無理はしないことです。



たとえば

ここでさらなる下落に備え

売りポジションを1つ持つことにしましょう。



=================

今さら売り持つの?

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でも、ここであなたは

こう思いませんか?



「えっ、今さら売りポジション持つの?」

と。



株価が1500円から1200円まで下落した状態で、

「売りポジションを持つ」

という気持ちにはなかなかなれないでしょう。



「だったらもっと前に売りポジション持っておきたかったよ」

と考えるのが、普通の感覚ですよね。



株価がずいぶん下がってから

売りポジションを持つと

損した気持ちになる方が大半でしょう。



特に

売りポジションを持った後に

株価が上がり始めたりなんかしたら最悪です。



「うわー、安値の売りポジションが取り残されて最悪だ」

となるでしょう。



しかし、

普通の感覚でトレードしていたら

相場の世界では勝ち残れません。



自分なら4つ目の売りポジションを

「むしろ取り残されてほしい」

という気持ちで入れます。



意味がわからないかもしれませんが、

別に難しい話ではありません。



単純に考えてみてください。



あなたは今、

3つの買いポジションと

1つの売りポジションを持っています。

株価が上がるのと下がるのとでは

どっちが嬉しいですか?



自分なら

安値の売りポジションが取り残され

株価が上がるほうが断然嬉しいですよね。

安値の売りポジションが取り残される展開の方が

トータルの資金は増えるわけですから。



取り残しバンザイです。



1200円の売りポジションは

万が一、株価が1100円、1000円と

下落していったときに備え、

少しでも有利にトレードを展開するための保険です。



保険なんて

使わない方がいいに決まってます。



現実世界でもそうではないでしょうか?



たとえば、

自動車保険をかけているからといって

衝突事故を起こしたいと思う人は

いないですよね?



ガン保険をかけているからといって

ガンになることを喜ぶ方はいないですよね?



それにこの場合、

3つも買いポジションがあるのですから、

たとえ株価が上がって

安値の売りポジションが取り残されたとしても

それを消す方法はいくらでも考えられます。



高値の買いポジションを保険でもつ場合も

同じように考えますが、

とにかく大切なことは

マクロの視点で見ることです。




もし株価が1200円で反転して

上昇したとき、

1200円の売りポジション単体では

最悪のポジションに見えるかもしれません。



しかし、

トータルで見れば

株価が上がり、

1200円の売りポジションが

取り残される展開の方がおいしいんです。



今回の話、

もしかしたら本当の意味で

ご理解いただけていないかもしれません。



「いや、

そもそも株の動きを

きちんと予想できていれば

こんなことにならないでしょうが。」

と思われる方もいらっしゃるかもしれません。



もしそういう考えでトレードをされて

安定して利益を残せているのなら

素晴らしいことですし、

何も言いません。



しかし、

思うように予想できないのが相場です。



このことを理解されている方にとって

本日の内容は

非常に価値あるものです。



もちろん、

本日の内容を理解しただけで

利益を出せるようにはなるとは言いませんが、

本当に大切な視点を

惜しまずお伝えしました。



あなたが利益への道を

着実に進まれることを願います。




下山敬三