価値観の違いは「課題の分離」!でまるっと解決♪ | ■多忙な個人事業主・起業家様を事務面でサポート|オンライン/東京

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東京在住。事務歴25年目のパラレルキャリア。忙しい個人事業主や起業家の皆様の使える時間を増やすお手伝いを、事務面からさせていただきます。

自分にとって納得のいく答えが、 自分にとっての正解。
それは、他人に強要されるものでも、
他人に強要するものでもない。

生きてきた環境や経験が違うのだから、
正解だって、人の数だけある。

魚の群れだって、「みんな同じがいい」と群れるのと、

「ぼくが眼になる!」というスイミーがいるように。


時折、自分の価値観や思い込みによる決めつけを
他人に押し付ける人に出会うけれど。

その人の価値観をゴリゴリ押し付けられても、
自分の価値観と異なるのであれば、
「あなたの価値観はそうなのね。私のとは違うけど」
と、自分の中でハッキリ切り分けることで、
モヤモヤ、イライラして自分の感情を乱されることもなく。

相手も自分も否定することなく責めることなく、
ただ「お互い違うよね」と

シンプルに結論づけられることが
実感として少しずつ分かるようになりました。



というのも、「課題の分離」ができるよう、
日々意識して思考するようにし始めたから。

課題の分離については、こちらの本を読んでね!

嫌われる勇気 嫌われる勇気
 
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課題の分離を意識し始めてほどなくして
自分が「課題の分離」が出来ているかを試されるような出来事がありました。

それは、正社員時代に勤めた会社(以下A社)の先輩主催の集まりに呼ばれたときのこと。
 

「課題の分離できてる?」お試しは突然に

その席の参加者は、私以外全員A社の社員(定年退職者含む)。
その中に面識のない方が2人いたので
「元A社の社員だったんです」

 

と先輩との関係を説明がてら自己紹介したら。
「何であんないい会社辞めたの?もったいない」
と、ほぼ初対面の方に言われまして。

何故、あんないい会社をやめたのか?
今何しているのか?

と聞かれたので。


結構土足でズカズカ踏み込む人ねぇ、

と思いながらも
辞めた理由を結構赤裸々に話しました。
(まぁ、ポジティブな内容じゃないですwそれを初対面なのに聞くのもどーよ?と思いながら(笑))

ところが。


私の答えを聞いた後も
「辞めたなんて、もったいない」
と延々言い続けるではありませんか!


おれの、

オレの、

俺の話をきけーっ!!!

いちどだけでもいい~♪

とクレイジーケンバンドの歌を、脳内でおっさんが熱唱w


その時に私が思ったのは、
「あー。この人はあの会社辞めること=もったいないと思うんだ。私は全然思ってないけど」
ということ。

 

会社を辞める=もったいない」という価値観の背景

「もったいない」と言いつづけた方は、
A社を今年定年退職した方なのですが。

「定年まで勤め上げる=成功」

 

という価値観の世代で。
会社に手厚く守られて定年まで勤め上げたから、

それが正解と思うのも、ものすごく分かる。

他の価値観を知らないから自分が正しいと思い、
それが世の中全員に当てはまると思い込んでいるだけで、決して悪気はなく言っているだろうことも。



それは、その方にとっての正解であって、
他の人にとっての正解とは限らないのだけど・・。

そういえば、私の母(現在70歳)も、同じこと言っていたな(←遠い目。)

 

課題の分離をして気づく自分の本音

私も、母にずっと

「正社員で定年まで勤め上げなさい」
と刷り込まれて育ってきたから。


ちょっと前の私なら辞めたことを

「もったいない」と思っただろうし
正解から外れた自分はダメ人間なんだと
思いっきり傷ついて、凹んで、落ち込んで、後悔したと思う。



そして、過去を後悔させるような事を言う人に対して
「なんて無神経で上から目線なの?」と
被害者意識全開で憤っていたとも思う。



けれど、
・相手がどう思うかは、相手の問題。

私が相手を変える事はできない


・私がどう思うかは、私の問題。

相手が私を変えることもできない

という「課題の分離」を意識して、
自分はどう思っているか改めて考えてみた
ら。


辞めたことを「もったいない」とは
もはや思ってない
んだなぁということに気づいたんです。

そもそも変化のスピードが超絶速い今の時代に、
終身雇用制度が続くなんてカケラも思ってないしw
(だって、天下のトヨタですら終身雇用は無理と言ってる時代だよ?)

 

My結論。合わない会社にしがみつく人生こそ「もったいない」

私は、その会社がもはや「私には合わない」から
「やめる」決断と覚悟をしたのであり。



自分に合わない環境で(←ここポイント)、
お金や安定と引き換えに自分の心を殺して働くのは、
その会社に依存した奴隷のような生き方だと思っていて。

人生の時間に限りがある以上、
貴重な人生の時間を会社の奴隷として過ごす方が
私にとっては「もったいない」
から。
辞めたこと自体、今の私にとっては、
全然もったいないと思わないんですよね(むしろ逆)。

まぁ、その場では言いませんでしたが。


 

自分の納得がいくことが、自分にとっての正解

その会社を辞めてから派遣社員になり。

確かに収入は半減したし、
正社員ほど、会社に守られてはいない。

だけどその分、自由に選べる幅は広がって
ここ5年間、色々チャレンジしてこられたし。

守られていないからこそ、
変化にめちゃ早く順応できるようになって
変化のスピードの速い今の世の中についていく
情報収集力と基礎体力がついたし。

それによって得られた経験は濃くて、
自分の生き方を見直すきっかけにもなったし、
総合的に、生き抜く力と知恵がついたから。
傲慢さが削がれて、性格良くなったし(笑)



それに、A社に居続けてたら
確実にブログ書いてなかったし。
(ブログを書くことでかなり文章力がアップw)

自由を選び取った結果
いろいろな経験や知恵を得ることができたから、

「辞めたこと」は私にとっての正解だったんだと
納得しました。
 

わが身に起きることはすべて必然

A社をやめたこと自体、
私の人生にとっては必要な出来事だったとも思っています。


辞めていなければ、母の刷り込みから脱却できず
他人の価値観に染まった人生を歩み続けていたと思うし。


そして、自分を偽って生きる人生に

「何か違う」と違和感をおぼえながら

死んでいくことになっていただろうから。

実際に経験したリアルから学んだことは
自分を強くして、
自分を成長させて
自分に起きる出来事に無駄な事は一つもないんだな。

それに気づけたのも「課題の分離」で
自分の価値観を改めて考え直して
相手に一定以上、立ち入らせないように
心の中で境界線を引いたから。

こうやって自分はこう思うという事を

冷静に考えられるので
感情的に反応してしまうこともなく。
フラットな気持ちで対応することができました。

世の中には様々な価値観の人がいて。
土足で踏み込んでくる人も少なからずいるので。
課題の分離ができると、

いったん冷静に思考するから

感情から即反応することもなくなり、
被害者意識が発動することもなくなり、
とても生きやすくなるな。
と思ったのでした。

課題の分離は、便利ヾ(*´∀`*)ノ