ブリュッセルの食育
かれこれ3週間ほど前になりますが、住んでいるコミューン(日本で言う市区町村)で、BIO野菜や乳製品の定期配布に関するカンファレンスに出席しました。BIO(ビオ)とは?=つまりオーガニックヨーロッパで<BIO>というと有機野菜や無添加食品だけでなく、オーガニックの洗剤、日用品、コスメなどすべて<BIO>と呼ばれています。ベルギーはこんなマークフランスはこれ10年以上前にパリに住んでいたときには、6区のラスパイユでBIOの市場がすでにあったから、ヨーロッパでは結構定着していると思う。そこそこの大きさの町なら、街中に<BIO SHOP>というものがあり、有機野菜や無添加のもの、グルテンフリーとか普通に買えます。日本食材も結構置いてあるので、お豆腐や玄米などはここで調達できます。(ナチュラル以外に地中海風などと味が付いているお豆腐があって、それはそれで微妙。。。)空いている土地を区が家庭菜園などをしたい人に貸し出したりして、BIOに興味がある人は自分で野菜をそこで育てたりしています。(近所のオヤジはこのタイプで、時々、野菜をいただきます)もちろんプロの農家が有機野菜を育てていますが、大手スーパーも大農場と契約して<BIO>を前面に売り出してたりして、これがどこまでBIOなのかがまた微妙、、、今回のカンファレンスの目的は、町内単位で生産者の判るBIO製品を分け合いましょう!っていう宣伝。日本でいうコープとからでぃっしゅぼーやの宅配みたいなものです。日本人からすると、いまさら。。。って感じですけど。農家や酪農家と契約して、週1とかで配布してもらうというシステム。区内には、この頒布会がいくつかあって、その会ごとに特徴がありました。野菜だけとか野菜と肉&乳製品ミックスとか、それにビール(さすがベルギー!)があったり、頒布も年間契約で毎週1回とか都度好きなときに頼めるとこともあったりと色々。これは、ある頒布会の図で、どこの農家や酪農家と契約していて、頒布の世話人は誰で、どこにどこに住んでいるかと一目でわかるようになっています。精肉と肉加工品を扱っている会は、お肉を買いたい人を募り牛一頭分になったら捌いて頒布するそうです。というのも卸される精肉は個体の7割程度の肉で、かつそのうちの半分が消費されずに捨てられているため、価格もそれに反映されています。お金の無駄と食べられずに捨てられる肉の無駄を省いて、あらかじめ消費する数を決めて精肉にするというシステムです。いろいろな部位のお肉が1Kgづつ、それにハムやソーセージの加工品が1Kgで一口単位の注文。これだと、すぐにお肉は買えないし、もちろん好きな部位だけ選ぶこともできません。でも、毎日の食事は、手に入る食材と季節の野菜でいいのではないでしょうか?このカンファレンスでは、旬の野菜のカレンダーを提供したり、その季節でとれる食材のレシピを提供したり、どの野菜がBIOのほうがいいかなど、まさに「食育」でした。私たちが住んでいる区はブリュッセルのセンターまで近い割には大きな公園とか、旧邸宅の庭園とかがあるわりと落ちついたところ。比較的、住民の食とか環境に対する意識も高い。そんなわけで、BIO頒布会も数が多いようです。「日本なら昔からあるよな~」と思い、聞いていましたが、参加者はほとんどがベルギー人。ほんの少しだけ、他の国のヨーロッパ人で、アジア人は私一人のみでした。 お年寄りから、大学生位の若者まで世代が色々でしたが、20歳代~40歳位の人が多かったかな?いろいろパンフレットをもらい、我が家ではネットで頼めるその季節いろいろ野菜&乳製品のセットを9月から始めます。近所のパン屋さんが世話人で、パン屋さんへ取りに行くシステムです。それから、お肉の頒布会も検討中。カンファレンスの後は、BIOのワインでアペリティフ。おつまみは、BIOのポテトチップス。