今回の渡道の往復航空券を手配したのはなんと半年前でした。
その時点で、過去2シーズンの間コロナ休業していた観光施設やアクセスが復活するものとして行程を作りました。移動手段は以下の通りです。
- JR(代行バス含む):⇒
- バス(定期観光・無料送迎含む):→
- タクシー:>
- 徒歩:…
- 新千歳空港⇒南千歳⇒新得→狩勝エコトロッコ(旧新内駅跡)→新得⇒釧路
- 釧路→標津→野付半島ネイチャーセンタ…トドワラ~別海町観光船~尾岱沼→標津→羅臼
- 羅臼→知床自然センタ→知床五湖→ウトロ(小型船で知床岬巡り)→知床斜里⇒網走
- 網走⇒北見→層雲峡(ロープウェイ・リフト)→永山2条19丁目…永山⇒名寄高校…キマロキ…名寄⇒旭川
- 旭川⇒富良野→北の峰ゴンドラ…富良野ロープウェイ→富良野→札幌⇒ロイズタウン⇒札幌
- 札幌⇒小樽→倶知安→ニセコヒラフゴンドラ…東山ペンションビレッジ→ニセコアンヌプリゴンドラ→ニセコ⇒倶知安
- 倶知安→ルスツリゾート→洞爺湖温泉→昭和新山・有珠山ロープウェイ→洞爺湖温泉
- (洞爺湖遊覧船)洞爺湖温泉→洞爺⇒室蘭(旧室蘭駅往復)⇒登別→登別温泉(クマ牧場)→登別⇒新千歳空港
まず、例の事故で小型船の知床岬クルーズが休業しました。その後、各施設の夏の営業予定が発表されるにつれ、以下の事象が明らかになりました。
- 野付半島(トドワラ)で別海町観光船乗船場への連絡橋の強度に問題が発覚しトドワラ~尾岱沼の移動が出来ないので野付半島を往復するしかない
- 富良野の北の峰ゴンドラが今シーズンは運行しない、これで上って富良野ロープウェイで下ってくれば効率的だが諦めざるを得ない
- 狩勝エコトロッコへも行ける新得町の観光無料バスが今シーズンは運行せず
- ニセコヒラフのゴンドラは今年も夏営業なし、アンヌプリは昨夏も営業していたのに
- ルスツリゾート入場券は今シーズンからシルバー料金(激安)の設定なし(ゴンドラしか乗らないのでさすがに6000円超の通常料金はもったいない)
- 洞爺湖温泉と昭和新山を結ぶバスは本来土休運行だが、今年はGWのみ運行でその後の運行なし。往路タクシー移動、復路は徒歩とする。なお、途中の「ユースホステル前」までなら別路線のバスで行けたのを帰りの徒歩でバス停を見つけて知った。
これらには夏の限られた期間にしか運行しないものや、しかも土休のみ運行・営業のものも含まれていてわざわざ曜日を繰り合わせてたのに。
出発前になんとか修正した案がこちら。ルート変更して札幌を除き宿泊予約を変更しました。赤文字は宿泊・目的地と移動手段の変更です。
- 新千歳空港⇒札幌→富良野→富良野ロープウェイ→旭川
- 旭川⇒名寄高校…キマロキ…名寄⇒旭川→層雲峡(ロープウェイ・リフト)→北見⇒網走
- 網走⇒知床斜里→ウトロ(おーろら号で知床岬巡り)>知床自然センタ→知床五湖→ウトロ
- ウトロ→定期観光バス知床釧路号で知床峠・野付半島(トドワラ)観光→中標津→釧路⇒帯広
- 帯広→愛国・幸福駅跡→帯広⇒新得⇒サホロリゾート前(狩勝エコトロッコ徒歩往復)⇒新得⇒札幌
- 札幌⇒ロイズタウン⇒小樽…手宮線跡経由…小樽博物館→小樽⇒ニセコ→アンヌプリ→ニセコ⇒長万部
- 長万部⇒(車窓より旭浜駅跡撮影)⇒洞爺→洞爺湖温泉(洞爺湖遊覧船)>昭和新山・有珠山ロープウェイ…洞爺湖温泉→室蘭(旧室蘭駅)
- 室蘭(地球岬含め市内観光)→登別温泉(地獄谷・登別クマ牧場)→登別⇒新千歳空港
この段階での特記事項は以下
- 知床岬まで行くのは大型観光船に変更し余計に時間がかかってバスが一往復使えないからウトロ→自然センタはタクシー移動する
- 狩勝エコトロッコへは根室本線代行バスの「サホロリゾート前」から片道徒歩20分前後を覚悟する
- ニセコヒラフのゴンドラの代わりに小樽の手宮駅跡にある博物館へ
- ロイズタウンは工場訪問を諦め早朝の駅巡りだけとする
さらに、出発後にいろいろあって結果として以下となりました。緑文字が変更部です。
- 新千歳空港⇒札幌→名寄…キマロキ…名寄高校⇒旭川四条
- 旭川⇒上川→大雪森のガーデン→上川→層雲峡(ロープウェイ・リフト)→北見⇒網走
- 網走⇒知床斜里→ウトロ(知床岬巡りのはずが霧で途中引き返し)→知床五湖→知床自然センタ→ウトロ
- ウトロ→定期観光バス知床釧路号で知床峠・野付半島(トドワラ)観光→中標津→釧路⇒帯広
- 帯広→白樺並木→然別湖(遊覧船)→鹿追→新得⇒(車窓より楓駅跡撮影)⇒新夕張⇒千歳⇒札幌
- 札幌⇒ロイズタウン⇒小樽→小樽博物館…手宮線跡経由…小樽⇒ニセコ→アンヌプリ→ニセコ⇒長万部
- 長万部⇒(車窓より旭浜駅跡撮影)⇒洞爺→洞爺湖温泉(洞爺湖遊覧船)>昭和新山・有珠山ロープウェイ…洞爺湖温泉→室蘭観光協会(旧室蘭駅)…室蘭
- 室蘭→地球岬団地…金屏風…地球岬…トッカリショ…母恋駅前→登別温泉(地獄谷・登別クマ牧場)→登別⇒新千歳空港
大きな変更について以下
富良野ロープウェイは7月16日からの夏営業が機器故障で開始できず。「見込みたたず」の割には私が渡道した18日の営業は公式サイトで「未定」となっていた。新千歳空港到着後に確認したら「未定」のままで仕方なく電話したら「運休」とのこと。私は公式サイトやアカウントはこういう時に本来の質が出ると思う。札幌へ向かう快速エアポートの中であたふた検討して札幌-名寄の「なよろ号」に気づいた自分を大いに褒めたい。予約サイトでは満席だったけど札幌バスターミナルの窓口ではまだ余裕があった。
知床では岬を観ることに拘って便を決めたが引き返しは残念だった。事故で名が知られたカシュニの滝(霧で見えず)で引き返し「カムイワッカの滝折返し便料金」として払い戻しがあった。ウトロに戻ってくるのが早まって知床五湖行きのバスが一本前に乗れたのでタクシー移動が無くなった。あと希望者に視察証明書はくれるのでネタとしてもらっておいた。日付を入れないのがミソである。
狩勝エコトロッコは半月の間に営業日程が2回も変更になり、1回目を信用したら出発後の2回目で休業しました。そもそもトロッコの運行可否は天候次第ですが、営業予定を気軽にコロコロ変えるのはやめて欲しい。気づいたのは前日に確認したからだし。ともあれ新得駅着が遅らせられるので然別湖へ行って遊覧船に乗って来ました。バスのフリーきっぷを探していて観光プランの例で見つけた「駒場の白樺並木」も下車してゆっくり見ました。
というわけで、当初の目的から半分以上変わりました。せめてものということで旅費を節約しました。JR北海道での長距離がある割には「特急(は新得⇒新夕張で利用しているが)料金」は払ってません。
今後は本編となりますが下のブログにおいおい載せて、こちらにはまとめてリンクを貼ります。