三日目の朝は宿をチェックアウト後に京都駅まで歩きました。まず右京区京北にある常照皇寺へ向かいます。
常照皇寺は北朝第一代光厳天皇が開山した禅宗の寺院で裏山に光厳天皇の山国陵があります。
ただ、北朝の天皇は126代の皇統に含まないため、宮内庁公式サイトの天皇陵に山国陵は載ってません。案内地図には拝礼所を共有する後花園天皇の後山国陵だけを載せている頑なさです。
アクセスは京都駅前からJR西日本バスで周山(しゅうざん)へ。京北ふるさとバスに乗り換えて山国御陵前下車です。
京都駅前-周山は片道1200円ですが、自由乗降エリア付きの往復乗車券が1850円です。この切符は帰りにフリーエリアを出ると途中下車前途無効となります。
さらにこの切符を持っているとJR周山駅の京北ふるさとバスの窓口で一日乗車券が700円で買えます。周山-山国御陵前は片道430円なのでちょっとお得です。
周山駅とは言うもののバスターミナルです
山国御陵前バス停の待合室が意外と大きい
御陵への参道は奥の山門を入ってすぐ右に分岐します。
立て札が小さいので見落として先にお寺へ行きました。拝観は志納金500円が目安ですが御陵は無料エリアです。
春は桜、秋は紅葉が庭園を彩るのですが、どっちでもない時期なのでせめて雰囲気を画像に撮りました。
勅頼門
入口である書院
左が左近の桜、右が九重桜ですが枝を撮ってもしょうがないので苔の様子を重視しました
紅葉にもだいぶ早いです
書院を出て戻ります。下の画像で右手が勅頼門ですが、門を出ずに画像の右端から碧潭池の奥へのびる小径を行けば御陵への参道へ突き当たるはずです。私は一旦下まで降りてしまいましたが。
帰りは周山の一つ手前「京北合同庁舎前」で下車、乗り継ぎのJRバスも経由するので問題なしです。
隣の道の駅ウッディ京北で地元産らしきケーキをいただきました。
ここでも大河に乗っかってる
-つづく-