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まず第一回目は御岳ロープウェイです。冬期はスキー場の設備として運行するため、交通機関としては夏期のみの営業です。
行程は以下となります。
金山 | 6:17 | |||||
中津川 | 7:35 | 7:40 | ||||
木曽福島 | 8:54 | 10:40 | ||||
御岳ロープウェイ | 11:46 | 15:10 | ||||
木曽福島 | 16:13 | 17:00 | ||||
中津川 | 18:18 | 18:35 | ||||
金山 | 19:52 |
名古屋市内からだと往路の「中津川」から先の最も早い列車が7:40発で313-1300の2両編成です。「坂下」や「南木曽」まで行く高校生の通学とかち合って(平日でも)モタモタしてると座れません。しかも、この列車に間に合う「中津川」行きはギリギリの7:35着しかないので早く行って並んでいることもできません。
その状況で下記のような条件のいい座席を確保できるかどうかは運試しです。
1.もちろん窓側である
2.中央西線は「南木曽」から「木曽福島」まで木曽谷が左の車窓となる
3.向かい合わせ席でないこと:各区画の一番前の座席の転換ができない
4.優先席ではないこと:進行方向が塩尻方の場合2両目の前向き席のうち2列は優先席になる
この全てを満たす座席は1両目に6座席、2両目に4座席しかないのですが先客がいる場合はアウトです。
さて、このスジの過去を振り返ると、まだ115系だった昔は3両で余裕があったんですが、313系になって最初に配置された-300(セミクロス)の頃に一回だけ乗ってます。膝付き合わせで「塩尻」まで2時間かかる上、休みの日で立ち客がいっぱいいた記憶があります。
さらにぐんと遡るとこのスジは長野行きの客車列車で、EF64に牽かれた旧客は味わいがありました。篠ノ井線の「姨捨」はもちろん、廃止された「潮沢」・「羽尾」と現存する「桑ノ原」信号場、計4か所の全てのスイッチバックに入った記憶があります。
木曽谷で有名な景観といえば「寝覚ノ床」です。見えるのが僅かな時間なので、特急のような観光アナウンスがない普通列車では画像は撮りづらいです。「倉本」を出てしばらく行った先でトンネルを2つたて続けに通ったすぐ後だと記憶してます。

「上松」は駅裏が貯木場でしたが今は工場になってます。なぜか敷地内に森林鉄道の保存車両があります。

「木曽福島」に到着しました。日差しはきついですが、まだ朝なので涼しいです。
