8日目の朝は列車の音で目覚めた。
本日はまず旭岳ロープウェイへ向かう。昨日の夕方は大雪山が見えてたが、今日は雲に隠れている。風の心配はないが、視界がほとんど期待できない。
ともかく旭川駅前へ
バス停に先客が一人、東南アジア系の女性だった。私の行先が旭岳だと確認後「雪はあるか?倒れ込んでみたい」と聞くので、「雪はあるが、湿っていると思う」と答えた。
彼女がすでにチケットを持っているのに気づいて売り場を聞くと、背後のコンビニとのこと。旭川電気軌道バスの券売機が店内にあった。
このバスは旭川空港を経由するので、出張のスーツ姿も見かける。日曜の第一便なのにガラガラである。
空港から先は私含め3名のみ。どんどん上っていくうちに雲の中へ入ったのでガスってきた。
(以後、ロープウェイ関係の画像は駅巡り記録としての体裁優先で時系列ではありません)
山麓駅到着
往復2900円はいいお値段なのに、カードが使えない
この山が見えるはずだった
気温7度は覚悟のうえで、タイツとセーターを着こんで来た。
ゴンドラが大きい
視界は最悪
捕まるためのバーやポールがゴンドラの大きさを物語っている
姿見駅到着、当たり前だが下も見えない
ドアの開口も大きい
出口へ
姿見駅改札
振り返ると案内所、左は貸長靴の棚(300円)
姿見駅、入口は左の建屋だが乗り場は右である
なお、車窓動画は撮ったが、ずーっと霧の中である。後半は霧が濃くてピントが合わなくなった。仕方ないのでYouTubeへのアップは諦めた。
(以後時系列復活)
ただ、上側の姿見駅付近からの散策は楽しんでみた。雨が降ってきてより一層ベタ雪だが、件の彼女は喜んで座っていた。
第一展望台まででも息が切れた
全面に雪があるわけではないが、散策コースが雪原を通っている
本来なら旭岳が見える
ここにも春が来ている
アップにしても花の名前を知ってるわけではない
第三展望台から辛うじて見えている擂鉢池
鏡池はまだ雪の下
で、情報によれば姿見池も雪の下なのでここで引き換す。
雪中行軍で疲れたので、姿見駅の売店で休憩する。気温が低いとはいえ体を動かすとセーターは不要なので脱ぐ。
体がエネルギーを欲しているが、このあと麓に戻ったら昼食にするので「お山の手作りコロッケ」だけにしておく。
視界の回復を期待して下りを1便やり過ごしたが依然として雲の中である。諦めて次の便で降りた。
で、昼食である。シンプルなカレーでいい。
帰りのバスには時間があるので麓駅の周りを散策してみた。
フキノトウ・水芭蕉など春の兆しがある。
散策から戻ると、折返し旭川駅前行きのバスがやって来た。
来た道を旭川駅前へ戻る、小雨が止みそうで止まない。