この観光バスコースには、食事に関して選択肢がある。
昼食・夕食共に無し/夕食のみ無し/両方あり
昼食を含める場合は、すすきのにある「さっぽろラーメン横丁」で900円の金券として使えるクーポンがバス乗車券に付いてくる。ただ、昼食有り無しのコース料金の差額も900円なので何の得にもなってなくて、クーポンの印刷代がもったいないだけの気がしていた。
ともあれ昼間でも営業していた数件のうち「弟子屈」という店に入った。鉄ちゃんには懐かしい「摩周」の旧駅名である。この店のラーメンについてはウェブで。
http://www.ganso-yokocho.com/teshikaga/index.html
ここも外国人が多く訪れていて、壁のコート掛の横に「荷物は掛けないで」と英語とハングルで書いてあった。なんで中国語が無いのかオヤジさんに聞くと、「中華圏の若い人は英語で大丈夫」と。
とにかく900円以上のメニューでないと元が取れないので920円の「焼豚味噌ラーメン」にした。20円は別途支払いである。
食が細くなった私にとってはラーメンだけでも少し多いのだが、「これはバスツアーの方へのおまけ」と言って「ひとくち野菜ギョーザ」をくれたので、ちょっと苦しい。
あと引換券で千社札がもらえるのだが、どこかに貼るというよりはシートで記念にするものだろう。もしかすると、食事をした店を順番に何かに貼り付けていくんだろうか。
次は、羊ヶ丘展望台である。
もちろん羊が放牧されていて札幌の街を見下ろせる、毛を刈ったばかりでヤギみたいだが。
何といってもこの銅像が有名だ。
Boys, be ambitious!!
おそらく日本人にもっともよく知られている英文の一つだろう。実はクラーク博士が残したメッセージの冒頭に過ぎない。傍らのレリーフに和訳と共に全文が刻まれていた。
北海道開拓に挑む青年たちに贈られた熱いエールである。燃えカスになった私でも焚きつけられている気になる。同じポーズをして記念写真を撮るのも結構だがこれを見落としている人が多い。もったいない。
外観はともかく、雪まつり資料館である。雪像のミニチュア模型やポスターなど。
どこまでが史実か分からない、一世紀以上前のことだし
バスに乗り込んで去り際に窓からズームで撮ったショット、視点が高いので街と山々が像と重なる。