4時半にアラームで目が覚めた。やはり夜中に目覚めて他人のいびきが気になり始めるとそこから寝付きにくい。
道すがらの松屋でミニ牛丼をかきこみ、西口の小田急「新宿」へ。本日の行程は以下である。
矢印で右のように区別する。⇒:1駅ずつ乗降しながら進む / →:一気に進む
「新宿」⇒「百合ヶ丘」→「小田急相模原」⇒「伊勢原」(大山ケーブル往復)「伊勢原」⇒「小田原」→「新宿」
小田急だけなら小田原まで一直線なので定期券で良さそうなものだが、[丹沢・大山フリーパス]は無制限で途中下車ができる。もちろん逆行はできないがどうせ1駅ずつ進むのだから問題ない。ただ、磁気券なのに途中下車では有人改札しか通れない。大山ケーブルも乗り放題になる「Aきっぷ」の方を券売機で買う。定期と違って小田急カード以外も使えて便利だ。
「新宿」は地上・地下に分かれていて普通列車は地下から出る。5:35分発でスタートする。
主要駅以外は早朝は駅員が不在で、インターホンで遠隔管理している。途中下車したい旨を告げて入出場するのはまだるっこしい。フリーキップを持っているという自己申告だけで通れるがそれでいいのかと思う。名鉄や近鉄は置き台の上に切符を載せてカメラで確認している。
日中は普通列車はほぼ10分毎だが、朝ラッシュでは5分まで縮まる。高架駅だと下まで降りて改札を出て撮影して戻ってくるのがやっとの時間である。下り列車でたどって行くから激混みとは無縁だが、上り列車はすし詰めである。
千代田線からの直通特急が遅れてダイヤを引っ掻き回していく。降りた列車が遅れて、次の列車が定刻に来ればその分撮影時間が短くなってしまう。
なんとか遅れを取り戻して「本厚木」に着いた。改札内に箱根そばがあったので昼食にする。
ここからはフリーパスのフリーエリアだから改札機を通ったら「係員にお知らせください」と出る。窓口でチェックすると「時刻異常」とのこと。新宿で早朝に入場してから5時間経っているかららしいが、改札機を通らない前提の途中下車を許容している切符の設定にしてはお粗末だ。
「本厚木」から先も一回千代田線直通特急の遅れがあってヒヤッとしたが、なんとか「伊勢原」に予定通りの列車で着いた。大山ケーブル往復については別途。
帰りのバスが定刻に「伊勢原」に着いたので、一本早い列車に間に合った。「渋沢」までは本来なら改札機を通れるフリー区間なのに「時刻異常」のせいでいちいち有人改札を通らないといけない。
「渋沢」から先「小田原」までは定期券で乗る。7区間しかないからICカードで1駅ずつ支払うのと500円ぐらいしか変らないが、券売機の操作も慣れたので。
右に御殿場線への連絡線を見送り「新松田」着、ここから先は約15分おきになる。夕方になって高校生の帰宅ラッシュだが、それほど混まない。先日巡った伊豆箱根鉄道の「五百羅漢」を見下ろして「足柄」に到着、新幹線をくぐって終点「小田原」である。
「小田原」からは急行で戻った。夕ラッシュに巻き込まれるが始発だから座れる。所要時間100分くらいで「新宿」に着いた。前日と同じ窓口で「渋沢」-「小田原」の定期を払い戻す。
夕食は中華料理チェーンの日高屋にした。疲れたのでレバニラ炒め定食をいただく。
さて、宿に戻ってカプセルに行く前に風呂に入ってしまう。気温が高かったのでいっぱい汗をかいたし。
湯上りを十分に冷まして、荷物整理を行う。「あとは寝るだけ」というところまでいろいろ済ませてからカプセルに行かないと、余計な往復が発生する。