スイス鉄道巡り-#30:⇒Brienz⇒Rothorn Kulm(8日目 2/3) | 停車場遍路の鉄道雑記帳(副)

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Alpnachstadから谷を進み、Sarnenで乗り換える。

Sarnen駅舎
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またもや近郊列車と行き違う
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駅越しの景色
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IR(Inter-Reasional)であるLuzern-Interlaken Expressに乗り換え、こちらは2分遅れぐらいだった。
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Luzern-Interlaken Expressは4+6両の10両編成で、6両には食堂車もある。バリアフリー対応で低床部がある上に、先頭が散々近郊形でみてきた形状なので、一見、観光路線の車両と思えなかった。なお、運営はZB(Zentralbahn)である。

Sarnenを出ると右に湖が見える。
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近郊列車の終着、Giswilを過ぎるとMeiringenまでの山越え区間入り、ラックレールで急勾配を登り始める。
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いかにも電車タイプの外観だが、動力分散が電車レベルだとすると、長編成でラックレール対応は珍しいと思う。

座席予約も可能なので、予約区間を示す表示器が窓の間にある。
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高さを稼いだ先にエメラルド色の小さな湖がある。
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さらに上っていく
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このあたりがピークかも
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峠を越えると右に深いけど広い谷が見えてくる。
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谷底に見えていた、これから通る線路と合流しMeiringenに到着。
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テーブルの観光案内地図
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列車は進行方向を換える。

勾配から開放された列車は見違えるほどの速度で走り
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ブリエンツ湖が見えてきてBrienz着。
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ZentralbahnのBrienz駅
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ブリエンツ駅ルツェルン方
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同:インターラーケン方
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これが食堂車
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これから、今回の旅では唯一SLが動力の登山鉄道、Brienz-Rothorn鉄道でRothorn Kulmへ登る。

駅舎:SLのお尻が見えている
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まずは切符を買う。半額割引で42CHFだからいいお値段だ。

昼飯抜き状態なので、駅の売店でチョコレートでも買おうとショルダーバックの財布を探る。そろそろキャッシュを使っていかないと余ってしまう。が、みつからない。仕方がないのでカード払いしたが、どこへ行ったのか気になる。スーツケースは別途移送中だがその中にはないはず。あるとすれば今朝の宿に忘れたぐらいだが、ちゃんとチェックしたはずだ。中身は10CHF余りだが、後から出てきても困る。

乗り込むみがてら、SLの前方も
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客車2両のうち1両は空車で発車、乗車率10%もないだろう。本来はハイキングを楽しむために午前中に上がるので、午後の登り便はこんなもんだ。SLは非常に細かいリズムで懸命にシュポシュポやってるが、いかんせん遅い。まあ、それはそれで味があるんだが。

ブリエンツ湖を見下ろしながらどんどん高度を上げる。
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流れ込む川は濁っていて、その成分が湖をエメラルドにしているのだろう。
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中間駅で給水する。
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谷間を蛇行しながらさらに高度を上げる
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振り返ってみる
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建物がいくつか見えてきた
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再びブリエンツ湖が見えてくる
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まもなく終点、湖の向こうの山並みのさらに向こうにベルナーオーバーラント三山があるはずだが、雲が多くてよくわからない。
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Rothorn Kulm着、まずまずの天気である。

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