北海道大遍路-#18:7日目(1/2) | 停車場遍路の鉄道雑記帳(副)

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-- 7月8日 --:7日目(その1)

本日は「上川」-「遠軽」の8駅を巡る。石北峠越えの「上川」-「白滝」は各駅停車が1日1往復しかない。中間にある「上白滝」はその1往復の各駅停車しか停まらない。さらに「白滝」-「遠軽」では区間運転3往復が加わるものの、「旧白滝」「下白滝」は下り1本、上り3本しか停まらない。かつては「上川」-「白滝」間に3駅あり、これらも上り、下り1本ずつしか停車しなかったので、残っていたらこの区間は1日でまとめて巡れなかった。

行程は下表のとおり。8駅しか巡らないのに駅間歩行が2箇所ある。「遠軽」到着は21時半近くとなり、このシリーズで最も遅い。
上川6:16     45分
上白滝    17:07
白滝    20:46
旧白滝  14:0759分
下白滝  16:46
丸瀬布8:449:35  
瀬戸瀬7:408:36  
遠軽  9:5413:28  21:24



「上川」は特急停車駅で有人駅だが、例によって出発時には窓口が開いてないので、改札は自由に通れた。構内は2面3線+側線2本である。

駅舎
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駅名標
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跨線橋から上り方を見る
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駅舎側ホームから下り方を見る
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島式ホームの奥に側線が2本ある
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島式ホームから上り方を見る:分かりにくいが4両停まっている。
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そのうち2両が上り始発、2両が下り始発となる。おそらく旭川の車両基地から4両で回送されてきたのだろう。この駅で車両が泊まるなら、誤乗防止のため異なる乗場に入線させると思う。上り始発の2両はキハ54とキハ40の混合である。これまで見かけなかったので総括制御できないと思ってた。
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ホーム上の待合室は北海道では稀な存在である。
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駅舎ホーム側:アングルが低いのは逆光を避けるため:上り始発は出発した後である
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島式ホームを見る
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上り方に建屋・車庫あり
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「上川」から一気に「瀬戸瀬」まで進む。2両だが「上川」出発時点でおそらく貸切状態であっただろう。

廃止された「天幕」は痕跡を見落として分からなかったが、民営化後に信号場に格下げされた「中越」、国鉄時代に格下げされた「上越」、民営化後の「奥白滝」は行き違い設備があるので確認できた。車窓からはめったに画像を撮らないが、「中越」と「上越」の旧駅舎はなんとか撮れた。「奥白滝」はブレがひどいのでアップしないが、なぜか駅舎の線路側に電話ボックス(もう中に電話は無いのだろうけど)があった。

中越信号場(旧駅舎建屋):ブレているがなんとかさまになった。
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上越信号場(旧駅舎建屋):アメーバには撮影したサイズではなく縮小してアップしている。オリジナルサイズの画像では「石狩・北見国境標高六三四米上越駅」の表記が柱に確認できる。
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「上白滝」では乗降なし。今日は平日で北海道はまだ学校は休みに入ってない。誰も乗らないということは定期客はいないことになる。
「白滝」で学生が30名ぐらい乗車
「旧白滝」では一般1名、学生1名乗車
「下白滝」では乗降なし
「丸瀬布」で学生が30名ぐらい乗車

2両編成の理由が分かったところで、「瀬戸瀬」に到着。実質「白滝」まで回送列車のようなものだ。



「瀬戸瀬」は行き違い可能駅である。2面2線で駅舎側に引込み線がある。

駅舎
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駅名標
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下り方を見る
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上り方を見る
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引込み線は下り方から
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引込み線終端
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次の上りで「丸瀬布」に向かう



「丸瀬布」は以前、「いこいの村」の動態保存SL「雨宮21号」を撮るため前泊している。当時は駅めぐりしていなかったので、今回改めて。一部の特急が停車するが無人駅である。

駅舎ではなく公共施設:右端2割ぐらいが待合室で、残りは図書館である
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駅へのアプローチはあくまで建物の外側というスタンス、もちろん時刻表などは建屋の待合スペースにあるのだが。
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駅名標
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島式ホームである:左が上り方
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駅舎側に側線が1本:下り方を見る
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上の地点で上り方を見る
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更にホームを上り方に移動
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奥に側線が2本あるが、使われているとは思えない。上り方を見る
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上の地点で下り方を見る
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ホーム上の待合室
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下り方を見る
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名所案内もめったに撮らないが、「いこいの村」の情報があったので。
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行程どおり次の下りを待ち合わせる。「遠軽」は今晩の宿泊地でもあるから撮影を明朝にすればわざわざ行く必要はない。が、以下の理由で向かうことにした。

1.今持っている「北海道&東日本パス」の有効期限は本日である。本日の全行程を終わってからでは「遠軽」の窓口は閉まっているし、明朝の出発も営業時間前であるから、このタイミングで明日からのパスを買う必要がある。
2.「丸瀬布」は旧丸瀬布町の市街にあり、セイコーマートもあるが、4時間を潰すのはしんどい。(片道タクシーを使えば「いこいの村」の再訪も可能だと後になって気づいたが、予め分かっていても行かなかったと思う。そういえば、まだタクシー会社はあるんだろうか。)
3.昼食をコンビニ調達ではなく、飲食店で食べたい。丸瀬布にも無いわけではないだろうが、遠軽の方がバリエーションが多いだろう。
4.ホテルにチェックインできれば、リュックの中身を減らして身軽に駅間歩行できる。

1.以外は必然性は無いし、1.とて「旭川」で昨日の朝までに買っておけばよかっただけのことではあるが。

町営バスの遠軽行きに乗る地元の人が「バスのが便利だ」と。列車と比べて便数が多いわけでもないし、料金も高いのではと思うが。

さっき降りた下り列車が「白滝」で折り返して来た。貸切ではないがガラガラで「遠軽」着。

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