京王電鉄は15日、京王線高尾山口発新宿行き普通電車(8両編成)が14日午後8時5分ごろ、中河原駅(東京都府中市)を約280メートル行き過ぎて停車する運転ミスがあったと発表した。駅から約240メートル先の踏切の遮断機が下り切る前に2両目までが通過したが、通行人はいなかった。運転士が準特急と思いこみ通過したという。

 同社によると、運転士は中河原駅の3駅手前の高幡不動駅で交代して乗車した際、誤通過を防止するシステムを作動させるためにカードを装置に挿入したが、差し込み方が不十分で作動せず、運転席の画面での確認も怠っていた。ホーム進入後に停車駅と気付いてブレーキを掛けたが間に合わず、引き返して乗客を降ろした。

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 国際宇宙ステーション(ISS)から2日、ロシアのソユーズ宇宙船で無事帰還した野口聡一飛行士(45)は、着陸後間もなく元気な姿を見せた。昨年12月の打ち上げ時とはうって変わって夏の緑にあふれたカザフスタンの草原。「まずは風呂に入りたい」と、5カ月半ぶりの地球を喜んだ。

 米航空宇宙局(NASA)の中継映像などによると、帰還モジュールから担ぎ出された野口さんは、専用のいすに座ると、出迎えた先輩飛行士の若田光一さん(46)とがっちり握手した。笑顔で親指を立て、体調の良さをアピール。宇宙航空専門医の診断を受けながら「(体調は)ばっちり」と日本語で質問に答えた。その後、3人の飛行士はいすごと医療用テントに移動し、より詳しい診断を受けた。

 野口さんは同日夜、自宅がある米テキサス州ヒューストンに向かった。宇宙航空研究開発機構(JAXA)によると、野口さんは重力の影響で首に少し違和感があるが、健康状態は良好という。【西川拓、奥野敦史】

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 政府が28日の閣議決定を目指す米軍普天間飛行場移設問題に関する政府方針に「名護市辺野古」と明記しない方針を決めたことは、鳩山政権のその場しのぎで無責任な体質を象徴している。鳩山由紀夫首相にかかるとすべてが玉虫色となる。配慮を示した相手である社民党党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相からも「二枚舌」と批判されても仕方あるまい。

 26日夜、首相官邸3階のエントランスホール。公邸に帰宅途中の首相はいきなり記者団に歩み寄り、2枚の写真を誇示してみせた。昨年11月のオバマ米大統領訪日の際に写した首相、幸夫人それぞれの大統領とのツーショット。これが米国から送られてきたことがよほどうれしかったようだ。

 ≪重み感じぬ言葉≫

 わずか一時間半前。首相は、閣議にかける政府方針について厳しい表情でこう表明した。

 「私が申し上げた方針は変わることはない」

 政権は存亡の瀬戸際にあるが、首相の自覚は乏しい。というより、首相が何を言おうともはや誰もその言葉に重みを感じない。

 26日午後には、首相は官邸で喜納昌吉参院議員ら沖縄選出の民主党所属議員と懇談した。喜納氏は記者団にこう語った。

 「首相と話した中では、首相は県外、国外はあきらめていない感じがする」

 会った相手につい調子を合わせてしまう。そんな首相の本心がどこにあるにしろ、政府方針から移設先を外すやり方はいただけない。国民の生命・財産に直結する安全保障問題であっても、当座さえしのげばよいとの思惑が丸見えではないか。「二重基準で、国民の理解は全く得られない」との福島氏の反発は至極もっともだろう。

 ≪議論避けたツケ≫

 鳩山政権は出発点から安全保障問題を軽視し、本質的議論を避けてきた。民主、社民、国民新3党の連立合意には「在日米軍基地のあり方についても見直しの方向で臨む」とあるだけ。どう解釈するかは各党任せにしてきた。

 そのツケがいま回ってきているわけだが、首相は「昨年中」とした普天間問題の決着を「3月いっぱい」と言い換え、できないとなると「別に法律で決まっているわけじゃない」と言い逃れた。「命がけ」で「職を賭し」て臨む「国民との約束」だとした5月末決着も「達成できなかった」(岡田克也外相)にもかかわらず、依然、政権の座に居座ったままだ。

 国民も米国も社民党も口先で欺き、玉虫色決着の連発でごまかそうとしても、その手口はもう見透かされている。(阿比留瑠比)

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