長崎は大好きな街で一年に1度は訪れています。最近は天気の良い日も続いていますので今回の訪問では憧れの軍艦島クルーズに参加してみることにしました。軍艦島は2015年世界遺産に登録されましたが閉山から50年経過し建築物の老朽化が進み自然崩落や崩壊がいつ起きてもおかしくないため今の早いうちに上陸して見学したと考えていましたので良いチャンスです。
軍艦島クルーズは現在数社が行っているようです。
軍艦島クルーズのために長崎港ターミナルにやって来ました。窓口は大勢の人でごった返していました。上陸&クルーズで大人4500円です。
軍艦島の模型もあって期待感が高まります。元々の島の岩礁の周りに埋め立てして広げている姿がよく分かります。
目の前が出島の長崎出島ワーフです。長崎らしいお洒落な地域です。
乗船が始まりましたが人気のクルーズ船だけあって、多くの観光客が乗り込んでいきます。
船も近くで見ると思ったよりも大型の船で安心しました。もっと小型船を想像していました。
軍艦島クルーズ船の対面には観光丸。長崎港を一周する観光クルーズ船ですがいかにも長崎らしいですね。
船ではやはり景観を楽しみたいので2階のデッキが良いですね。
出港に際して観光丸や稲佐山がお見送りしてくれています。
出港してしばらくは船からの様々な景観が楽しめます。これはステルス性能を装備した護衛艦でしょうか。
途中の丘の上にはあの独特の屋根が見えてきました。旧グラバー邸宅です。
しばらくして女神大橋の下を通過します。
さすが長崎港だけあって大きな造船ドックの姿も見ることができます。
こちらは伊王島大橋です。伊王島は一度車で遊びに行ったことがありますがビーチが美しいリゾートアイランドですね。
出港して約30分で軍艦島が近づいてきました。まず見えてきたのは高島ですがかつてはこの島にも炭鉱があって賑わっていたそうです。現在はフェリー便があって長崎市高島石炭資料館で当時の姿を偲ぶことができるとのこと。
こちらは軍艦島から700メートルの位置にある中の島です。
いよいよ船の右前方に軍艦島と呼ばれる端島が見えてきました。端島は元々南北約320メートル東西約120メートル岩礁でしたが人口の増加と共に周囲の岩礁埋め立て工事で拡張し、南北約480メートル東西に約160メートルの現在の大きさになりました。海岸線の全長は約1,200メートルの小さな島ですが観光客が入れる地域はほんの一部です。
徐々に島に近づいてくると島の建物が良く見えてきてテンションが上がって来ます。
かなり接近してきました。よく見ると島の周りはコンクリートの護岸で囲まれているのが分りました。
予想外にしっかりした船着き場がありました。
見上げると結構な高さがあることが分ります。かなり高い場所に建物が建っているのに驚きです。島の中でも高低差がかなりありそうです。
一方海は非常に綺麗で海底が透き通って見えるようです。
船が接岸し安全が確認されていよいよ上陸が始まりました。
上陸の詳細はその②へ