桜の隅田川テラスを歩いて充分に満足感を感じていましたが、翌日には再び両国橋を起点に京葉道路を歩いて亀戸天神を目指すウォーキングに出かけることにしました。墨田区、江東区の周辺には魅力的なパワースポットも点在するので散歩のついでに訪れたいです。天気も良いので快適な散策になると思います。

両国橋をスタートし京葉道路を東へ歩いて行きます。

両国橋近くにはやまくじら(ももんじゃ)の店がありました。いのしし料理の店ですね。

よく見ると店先にいのしし(剥製?)がぶら下がってました。調べてみるとこの店は創業享保3年(1718年)とのこと。歴史を感じる地域です。

そして両国の史跡と言えば勝海舟生誕の地、現在の両国公園です。

ここ両国公園の中には勝海舟の功績を紹介した案内板が設置されています。

勝海舟の生涯についてはかなり知っていますが、なかなか分かり易く書かれており思わず足を止めてしっかり読みました。幼少の頃の勝は貧しかったが剣術と参禅の修行によって精神の土台が作られたとのこと。

咸臨丸に乗って海を渡ったのは1860年のことですが私の生まれるちょうど100年前です。

坂本龍馬との出会いもよくドラマで見ますね。坂本龍馬は勝を斬りに面会したところ勝の話にに魅了されて即弟子入りすることになったという話です。

激動の幕末期によく生き残ったとその運と生き様に感心する英雄の一人です。

そして勝海舟の人生のクライマックスとも言える江戸を火の海から守るための西郷隆盛との会談です。彼の胆力と戦略家としての知力の全てをかけた会談だったと思います。

さらに京葉道路を東に向けて歩いていると何と!九州ではお馴染みの資さんうどんの両国店がオープンしていました。今年の2月24日に東京都内1号店としてここにオープンしていたのです。当日は大行列ができたそうです。時間があれば九州のごぼう天うどんと味の食べ比べしてみたかったですね。

よく見ると店先に立て看板が。ここは江戸城から見て隅田川を越えてかなりへき地だったと思われますが、弘前藩の津軽氏の屋敷があったことが書かれています。何か事情があったのでしょうか。

途中スカイツリーが綺麗に見えて足の疲れが癒されます。スカイツリーまで歩いていけますね。

やっと亀戸まで歩いてきました。亀戸天神はもうすぐですが今は藤まつりが開催されているようです。左はくず餅の名店の船橋屋です。くず餅は美味いですが日持ちしないのでお土産は帰るぎりぎりに買うのがポイントです。

以前亀戸に住んでいましたので東京に来るたびに必ず亀戸天神にはお詣りしています。私の心のオアシスです。

現在は有名な藤まつりが開催されているとのことで期待です。

鳥居の側には満開の桜です。

おやおや、社殿は工事中のようで姿を見ることはできませんでした。

いつ来ても朱色の太鼓橋とスカイツリーの対比は面白いです。肝心のふじの花はまだ咲いていませんでした。

広重を意識しての風景画です。太鼓橋とスカイツリー、藤と桜と古今東西の対比を一枚に入れました。

池の亀さんたちも春の陽気に冬眠から目覚めて日向ぼっこです。

亀戸駅まで歩いてきました。亀戸のシンボルはやはり亀です。

この時期亀戸は街をあげてふじ祭りを実施しているようです。

昼のランチは亀戸駅近くの回転寿司のもりいちです。値上げしているのは仕方が無いですが昔から大好きなお寿司屋です。東京に来ると必ず寄っています。

亀戸駅のホームに出てみるとなんとホームドアが設置されているのにびっくり! いろいろと進化していますね。