オリンピックも終わって久しいですがその舞台となった国立競技場の内部を見学できるスタジアムツアーが話題ですね。選手のロッカールームや競技トラックなど通常は見ることのできないエリアを見学できネットで申し込みができます。昨日ルヴァンカップの決勝の激闘の余韻が残るこのピッチにも立って見たくてツアーに参加しました。
こちらが正面になるのでしょうか、千駄ヶ谷門のあるAゲートです。見上げると木目の屋根の並びが美しいですね。
全体図をみて自分のいる位置を確認します。ツアーの集合場所はCゲートです。
時間になると手首にタグを付けてもらって入場します。
初めて足を踏み込みました新国立競技場の地下です。
まずは選手のサインが残るサインウォールを通ります。
日本選手だけでなく各国の陸上競技の選手のサインが壁にありました。たくさんあり過ぎて誰が誰なのか良く分かりませんでした。
そしてフィールドへのアプローチの途中の空間です。選手や監督のインタビューを行ったり選手が入場する際に列になって待機する場所ですね。テレビの試合前の入場シーンで見ることができる場所です。
実際の表彰台に上って写真が撮れます。
書道家・青柳美扇さんの書です。
聖火リレーのトーチも触って写真を撮ることができます。
選手のロッカールームにも入ることができます。こちらも木目と曲線がきれいでした。当然ですがロッカールームは2カ所ありました。
選手が汗を流すシャワールームや洗面台です。
廊下の壁にはサッカー日本代表選手のサインがありました。これには名札が付いていたので誰のサインかよく分かりました。
インタビューゾーンからフィールドへ入場する瞬間はドーンと一気に視界が開けます。観客席の視線を受けて大歓声を浴びる場所ですね。
上を見上げると空いた屋根から青い空と雲が見えて爽快な景観です。
誰もいない観客席のはずが座席のカラーのせいで観客がいるように錯覚します。
芝生がふかふかしているので足の感触が違います。
ツアー客も思い思いに芝生の上で寝転んだりして楽しんでいます。
フィールドのセンターラインからの風景です。昨日はルヴァンカップ決勝で使われていました。
ピッチから観客席を見上げてみました。
ピッチからスタンドへ上がることも出来ました。1層からの景観です。
座席はそれほど狭くはなく前との距離も空いているような印象です。
アースカラーと言われる座席を近くから見てみました。白、黄緑、グレー、深緑、濃茶と混じっています。森の木漏れ日をイメージしているとのこと。
エレベーターにて4階へ上りました。こちらは展望デッキです。
約6.8万席が一望できます。太陽が真上に来ると丸い明かりの輪ができて面白い景観が描かれます。
屋根の構造が印象的です。カーブが美しいですし木材装飾が温かみのある印象を与えてくれます。
屋根を通して日差しが入ってくるので暗さは無く明るいです。
ビジョンも真下か見上げるとものすごく大きいのでビックリしました。
こちらは放送席でしょうか。
フィールドを見下ろすとツアーに参加した人たちがくつろいでいるのが見えました。トラックの部分で遊んでいる人が多かったですね。
サッカー選手や監督の座る実際のシートが展示されていました。
近くに見えるのは神宮球場です。現在日本シリーズが開催されています。
さて出口に向かうためにエレベータで1階に降りることにします。
こちらは東京2020の聖火台です。
珍しい金色のポストが建っていました。東京2020の開催を記念して造られたとのことです。
初めて内部を見学できて美しいスタジアムだなと感激しました。木材装飾をふんだんに使いアースカラーの座席シートなど目にも優しく印象深いものでした。
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