五稜郭祭の最中の五稜郭にやってきましたがさすがにタワーに登る時間がなく諦めました。真下から見上げると本当に雲ひとつ無い絶好の快晴でした。

五稜郭前にはラッキーピエロがありますので食べようか迷いましたが。
結局は函館名物の塩ラーメンを食べることにしました。五稜郭すぐ下のあじさい本店ですが最初の一口でその美味さが分かります。あっさり味でやみつきになりそうな味です。美味いです!。

五稜郭に来るのはおそらく3回目と思いますが天気が良いので公園内を歩くのも新緑が美しくて楽しいです。

函館奉行所跡です。

公園内はこの時期も花が咲いて美しいです。

濠の周りには桜の木が植わっています。5月には桜の名所になるわけです。

石垣が美しいですがよく見ると登れないように武者返しがあったりと防御用の設備がしっかりされているのが分かります。

ここで榎本武揚が率いる旧幕府隊の多くの人が命を落としています。平和な世の中になって喜んでいることでしょう。

昔の函館戦争を想像出来ないほどの美しい公園になっていますね。

謎のユルキャラも登場していました。
さてこの日大47回五稜郭祭ということで様々なイベントが開催されていました。私が見たのは千代台公園からのパレードということでちょうど開始を告げる大砲が轟音をたてたところです。
五稜郭祭のパレードが始まりました。
パレードは新政府軍、旧幕府軍、新選組など呉越同舟です。

2016年土方歳三コンテストで優勝の女性、高橋さんです。

五稜郭を攻撃した大砲軍でしょうか。
パレードは五稜郭公園まで続きます。榎本軍が乗ってきた戦艦開陽丸も登場しました。
征討軍の面々です。
途中でパレードに地元の幼稚園児たちも合流して一緒に祭りを楽しみます。

五稜郭公園では最後のフィナーレの催しが行われていました。

さて祭り見学が済んだらまた腹が減りましたので五稜郭近くの回転寿司の函太郎にお邪魔しました。

ここの鮨のグレードは回転寿司とは思えないので函館に来るたびに寄っています。特に好きなのはやはり生ホタテです。その厚み、歯ごたえ、甘さは東京では味わえないです。

さて残念ですがそろそろ帰京モードに入りますが電車で湯の川温泉の前の湯倉神社にお参りします。湯の川温泉を守る神社ですが何かとテクノクラートの榎本武揚と関わりがあるようです。函館戦争時榎本は250名の傷病兵をこの温泉で療養させたりまた榎本自らも時々浸かっていたといわれています。近くには榎本町の地名が存在します。

境内には湯の川温泉発祥之地碑が建ちます。この辺りも榎本武揚が髭を蓄えて闊歩したのかもしれません。

湯の川から少し坂を上がっていくと函館ラサール高校があります。

私も珍しかったのでちと前まで行って写真を撮ってしまいました。

路面電車で湯の川温泉を降りるとすぐ足湯に入ることができます。近所の人や観光客が集まって入っていますがかなり熱いお湯だったです。

少し離れて足湯の撮影をしていると急に大きな音をたてて上空を旅客機が降りていきます。かなり函館空港が街から近いのがわかります。

日帰温泉ができる宿はいくつかありましたが、今回は有名な啄木亭さんのお風呂に入らせていただきました。風呂から滑走路もよく見えて頭上を飛行機が降りていくのも見ることができます。汗を流してお陰ですっきりして帰ることができました。

夕焼けの進む函館の街から飛行機が降りてきました。さて私の旅もそろそろ終わりです。いつ来ても函館の街は楽しいですね、春夏秋冬いつ来ても魅力的な街です。

 

(追伸)
今回の旅で小田さんの美しい声とメロディが頭から離れなくなってしまいました。まだ全国ツアーは続きますのでまた機会を見つけてこの感動をもう一度味わいたいなと考えているところです。実は今回知らない歌が多かったのでこの後に3枚組を聞きまくって次回は一緒に歌えるくらいのレベルになりたいと思います。奇跡のパワーをもらって素晴らしい函館の旅になりました。

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