北海道・函館は私の大好きな街ですが今回たまたま函館を訪問する用事がありましたのでちょうどお祭りの時期に合わせて訪問の計画を立てました。
飛行機で函館空港へ向かいますが天気も良さそうでうれしい限りです。ちょうど降下を開始し始めたころ青森は大間の岬がよく見えました。北海道とは目と鼻の先という感じです。
飛行機は函館山の方向から湯の川温泉の真上くらいを通過して函館空港の滑走路に侵入しますので、すぐ下に函館の街並みがよく見えます。そう空港は街から近くて便利です。
さて今函館が一番盛り上がっている理由は北海道新幹線の開通ですね。とりあえず一目新幹線の駅を見ておきたいと思っていました(札幌開通はまだだいぶ先)ので新函館北斗駅に向かいます。函館からは函館ライナーという快速号が出ていますので約20分で到着します。
新函館北斗駅に到着しましたが確かに出来たばかりですしガラスが多く明るくてピカピカしています。
しかし中から外を眺めてみると本当に何もない!山と畑とため池みたいのがあるだけですが空がとても広く感じます。今後の開発に期待ということなんでしょう。
会場の函館アリーナですが路面電車沿いで便利ですね。会場には早くから多くの人が集まっていました。小田和正自身28年振りの函館とのことで感動しますね。あの日あの時ツアートラックが3台停車していて雰囲気を盛り上げています。
小田和正のコンサートは初めて行きましたがとてもよかったですね。学生時代はオフコースをよく聴いていましたが小田和正はいまだに美声は変わらず、69歳になると言うのに会場を動き回って歌声で観客を魅了し全国を駆け回り感動を与え続けています。歳とってパワーアップしている感じがして私もすごいパワーをもらった気がしますし隣の席のおばちゃんはずっと泣いていました。
さて翌日早起きしましたのでホテル近くを散歩するついでに中島町にある中島三郎助親子の終焉の地をお参りしました。
函館は洋風建築の教会やレトロな建物の喫茶店など散策の魅力もいっぱいです。電停宝来町すぐですが明治38年建造の土蔵を生かした茶房ひし伊ですが街の雰囲気にぴったりですね。コーヒーも美味でした。手前の消火栓も過去の大火の反省から冬の積雪の時期でもよく目立つものにということで現在の黄色のものになったということです。
下りのロープウェイから元町の教会群が見えてきました。散策するといいですね。
函館を代表する老舗の五島軒ですがやはり満席で入ることは叶いませんでした。ただパンフレットを読んでいると初代料理長の五島英吉氏は函館戦争で榎本、土方と共に五稜郭で戦った経験があるとのこと。やはり歴史があるので様々な深い繋がりがあるのでしょう。