稚内から車を飛ばしましたが途中名寄で泊まりました。早朝の名寄駅には靄がかかっていました。

町全体に霞みがかかっています。まだ街は目覚めていないようです。
ホテルの窓から見下ろした朝の名寄の風景です。
旭川へ向かう途中、こちらは士別駅です。

旭川への移動途中、塩狩峠に寄りました。三浦綾子の小説「塩狩峠」が好きでしたので一度実際に寄って見に来てみたかったです。

 

小説塩狩峠を読むと分かりますが実際の話であったことがこの碑が物語っています。明治42年に塩狩峠で客車最後尾の連結が外れ逆に暴走した時乗客だった長野氏が自ら車輪の下敷きとなって乗客の生命を救った話でした。この小説の最後の終わり3ページが好きでしたね。何度読んでも感動します。

長野政雄氏の功績を讃える碑です。

北海道の真ん中の塩狩駅のホームからの眺めです。


 塩狩駅は駅舎はあるものの無人駅でした。1時間に一本くらいしか列車は通らないですね。


塩狩駅近くにある塩狩峠記念館です。 

 

建物のすぐ横に森がせまっていますので窓からエゾリスの観察も出来そうですね。

深い森の中にたたずむ落ち着いた素晴らしい記念館です。

まだ残暑の残る塩狩ですが9月ですのでそろそろ秋の気配も出てきているようです。
一人ぼっちですがずっと佇んでいたい森の中です。

さてこれからは旭川市内へ向かいます。

旭川の街に入ってきました。

途中有名なスタルヒン球場を通りました。


旭川市内ではさっそく三浦綾子記念文学館に寄りました。長年の夢が叶ってうれしかったです。
 

館に入ると三浦綾子さんの写真が出迎えてくれます。

記念館の前の林で走り回っている小動物がいました。エゾリスです。

秋が近付いて気の早いエゾリスも冬支度でしょうか。

しばらくの間リスと遊んで癒されていました。

旭川駅です。今の新しい旭川駅から想像できないほど小さな駅だったです。

旭川駅のシンボルの巨大ニポポです。

駅前の風景です。今と変わっていますでしょうか。

旭川駅の周りには有名な居酒屋さんがたくさんありますね。
もちろん旭川ラーメンもたいへん有名です。

近くの観光地と言えば川村アイヌ記念館です。
中にはアイヌの文化が分かる展示がされていました。
まだ時間があったので美瑛までドライブしました。写真は美瑛駅です。


整然としてきれいな美瑛の街です。

車で走っていたら旭岳温泉の近くまで来てしまいました。

さすがにロープウェイに乗る時間は無かったですが日帰り温泉に入ることができました。

稚内から車を走らせてきましたが終着点はこの旭川空港です。

旭川空港前のスペースで屋台が出ていました。

ちょうど腹もへっていたのでステーキ単品500円を食べました。

空港の展望デッキからの眺めです。

懐かしいJASのレインボーA300で旭川空港から帰京します。稚内から旭川までレンタカー(乗り捨て)で移動しましたが、北海道の道路は運転しやすく、快適に旅することができました。

 

懐かしいデザインですね。

そろそろ夏も終わり一気に秋が来ようとしている爽やかな北海道を回りとても良かったです。今回初めてレンタカーを借りて思い切りドライブを楽しみ大自然を満喫して美味しいものを食べて楽しめました。(35)