温泉で有名な別府の亀川ですが最近は鬼滅の刃ブームで八幡竈門神社に参拝する人が増えているという事です。この地域は元々歴史があって地名にもあるように亀にまつわる伝説や鬼にまつわる伝説が多く存在します。そして竈門神社は大分トリニータのマスコットキャラクターのニータンの生誕の地とも呼ばれています。ブームに乗って久々に参拝してみることにします。
別府市内から車で15分くらいですか、亀川の温泉を目指して車を走らせると神社の看板が見えてきましたので参道を登って行きます。
八幡竈門神社です。竈門炭治郎と同じ名前ということで鬼滅の刃ブームが襲来しています。その関連は不明です。
727年の創建と伝わるたいへん歴史ある神社です。神亀四年とのことでここにも亀に縁があります。
手水舎でも亀が出迎えてくれます。
まずは拝殿に参拝します。森に囲まれてとても落ち着いた雰囲気のある神社です。
丁寧にニータンが参拝の作法を教えてくれます。
拝殿の天井には漫画で話題になった龍の水神様が描かれていました。
社務所ではかわいらしい炭治郎人形がさり気なく出迎えてくれました。
御守も炭治郎カラーと禰豆子カラーがあって大人気のようでした。
絵馬には炭治郎や禰豆子のイラストが溢れてます。絵馬に絵を描くのは珍しいですね。子供たちが楽しんで絵馬を奉納しているようです。
境内の御神木のイチイガシですが樹齢五百年とのことです。
中が空洞になっており人が中に入ってそのパワーを授かることが可能です。片野坂監督もニータンも中に入って今年のパワーを授かりました。
龍が木の枝に憑依したような形を見てとれます。
かつて奉納された機雷です。
御神亀は毎年最も縁起の良い方角を向き撫で拝み頂き開運、繁栄、健康、長寿等様々な願い事を叶えてくれます。ニータンではありませんがよく撫でておきます。
九十九段の石段は鬼が一夜で作ったという伝説があります。
階段が続きますが、3月21日の春分の日と9月23日の秋分の日にこの上の鳥居から別府湾の水平線から朝日が昇るのが見えるというパワースポットです。
そして石段を登った鬼が忘れていった鬼の草履が残っています。足を入れるとみるみる元気が溢れてくると伝わります。
鬼は足指は三本指で貧欲・嫉妬・愚痴を表し知性・慈悲が無いと言う事です。
またこの神社は大分トリニータのマスコットのニータンの生誕の地でもありますので、毎年1月大分トリニータの必勝祈願が行われる“亀の聖地”でもあります。
ニータンにいたずらしているのはGK高木駿様です。
さて竈門神社を後にしますが亀川の周辺は“鬼”やら“地獄”のスポットが多数存在します。昔から別府の温泉には地獄がつきものでした。街のあちこちから温泉の湯気が吹き上がりさながら地獄の様相に見えますね。
別府で有名な地獄めぐりもこの辺りに存在しますので竈門神社参拝の際に地獄めぐりで鬼と地獄の世界観を楽しんでみてはと思います。「海地獄」「鬼石坊主地獄」「かまど地獄」「鬼山地獄」「白池地獄」「血の池地獄」「龍巻地獄」の7つもの異なる地獄が存在します。まず見えてくるのは恐ろしい「血の池地獄」です。
地獄の入り口から恐る恐る覗く血の池地獄です。
地獄巡りの観光バスは何ともユーモラスで思わず笑ってしまいました。次回には乗ってみたいです。
みな地獄に特徴がありますが龍巻地獄は間欠泉です。他にもかまど地獄や鬼山地獄など恐そうな地獄めぐりが楽しいですよ。
この鬼滅の刃ブームはとどまることを知りません。現在日豊本線を走る特急ソニックですが不定期ですが鬼滅の刃のラッピングが施され走っています。亀川駅には停車しないので大分駅にて撮影しました。ホームにはたくさんの子供たちがお出迎えしていました。炭治郎が大人気です。
竈門禰豆子も人気のキャラクターですね。
嘴平伊之助もなかなかの迫力です。
ソニックは博多に向けて発車していきました。不定期なのでスケジュールはネットで確認しないといけませんが次は走っているところを撮影したいですね。
どこまでもこの不思議で楽しい世界観を広げていって欲しいですね。大人も子供も楽しめてブームはまだまだ続いていきそうです。(30)