まったく知らなかったのですが最近豊後大野市の用作公園(ゆうじゃくこうえん)の紅葉が素晴らしいとテレビとか雑誌とかで評判になっているようです。ちょうど竹田の岡城の紅葉を見に行ってましたので朝地町は近いので思い切って訪れてみました。(11/23)
道があまり分からなかったのですが朝地町に入ると看板が出ていましたので迷わずに用作公園に向かうことができました。
用作公園(ゆうじゃくこうえん)は、江戸時代に岡藩主が家老の中川平右衛門長伸に賜った別荘地で明治13年には吉良家に譲り受けられ、現在では朝地町が管理しています。岡藩の参勤交代の経路に位置するため藩主中川氏が参勤交代の途上などにたびたび立ち寄るとともに、田能村竹田や頼山陽といった文人墨客も多く来訪し、岡藩の玄関、接客所としての役割を果たしたそうです。
ちょうど紅葉もピークに入ったようで二つある駐車場はどちらも一杯で車が列をなしていました。
駐車場にすでに紅葉が溢れてきていて期待が膨らみます。
この日もライトアップまで行われる最終日です。夜の紅葉も幻想的と言われていますので水鏡というのも次回は見てみたいです。
無料なのも驚きですがとにかく公園に入ってからは赤やオレンジや黄色が怒涛のように迫ってきました。
赤と黄色のコントラストが素晴らしいです。
湧水が豊富であったために二つの池が作られたとのことです。
上にある心字池ですが池の周りをたくさんの紅葉が取り囲みます。
少し暗いですが池に映ってさらに紅葉が鮮やかになっているようです。
アップで見ると色の違う木々が幾重にも重なっていることが分かります。
こちらは下にある丹字池です。
こちらは池の周りの紅葉がすぐそばに迫ってきていて鮮やかです。
今日は風が無かったので紅葉が散らずはっきりときれいに見ることが出来て良かったです。
ここでは落ち葉の絨毯がきれいで足下を見ても絵画の様です。
落ち葉がきれいなので落ち葉を拾っている人々も見かけました。
公園はアップダウンがありますが落ち葉だらけのなだらかな階段を上がっていくことが出来ます。
お城の畝のような通路もあって面白かったです。
坂というか土居になっている山の斜面に多くのもみじとかえでが鮮やかです。
回りを美しいかえでのカーテンに囲まれてしまいました。
特に説明は要りませんね。木々も落ち葉もきれいで見惚れてしまいます。
目も鮮やかな真紅のもみじです。
本当に見事な紅葉群でした。これまでこんな紅葉スポットがあったことを知りませんでした。ちょうどピークのタイミングで見れて良かったです。県内屈指と呼ばれる紅葉に目の保養が十分にできました。(22)