列島は寒波の真っ最中ですが逆に大雪を見れることにわくわく感もありますので、五能線と最後の寝台列車のはまなす見学などを中心に東北の秋田、青森を旅します。(2016/2) まずは秋田から。

楽しみな雪の秋田を目指します。途中の山々は雪景色です。

久々に秋田空港に降り立ちましたがやはり出迎えてくれるのはなまはげ
ですね。

でも最近東京でも秋田のなまはげのショーを行う居酒屋もあって驚かなくなりました。(笑)

秋田ではあまりプランは考えていなかったのですが、最近城を訪れることが多く日本100名城というのも気になります。秋田では駅から歩いてすぐの千秋公園が久保田城跡ということで寒さの中見学に行きます。

ここは普通であれば城のお堀であると思いますが今はすっかり凍りついています。

千秋公園の中にある佐竹資料館です。この時期閉館している施設も多いのですがこの日は開いていました。

関東は常陸の国を支配する佐竹氏は義宣の時代に勢力を伸ばし秀吉時代には54万石の全国有数の大名でしたが、関ヶ原の戦いでは中立的な態度をとったために家康から出羽国への国替えを宣言されました。無念であったと思われますが佐竹氏は今日まで続き秋田の発展に貢献してきたわけです。今の知事さんも佐竹さんですから驚きです。

 
佐竹氏にとっては無念の転封だったと思いますが常陸の美しい女性をみな連れて行ったという伝説は本当でしょうか?
ここが久保田城址となります。

雪深い千秋公園ですができるだけ城内を見回りたいと思います。

保田城の天守閣ではなく御隅櫓です。元々城内に8カ所あったと言われる櫓を秋田のシンボルに相応しいと復元したものです。冬季閉館です。赤の回廊がお洒落ですね。
 
門らしき櫓を見つけましたが階段が雪で歩くのに苦労します。
久保田城本丸の正門の表門です。
本丸後にもやってきました。天守は無く本丸御殿があったようです。
久保田藩第12代(最後)の藩主・佐竹義堯公の銅像ですが寒そうです。
美しい雪景色のお城を眺めながら駅に戻ることにします。
この雪の中を歩き回るので今回東京から秘密兵器を持参しました。靴にはめこむ滑り止めですが効果は絶大で一度もこけませんでした。

さて散々冷えてしまいましたので夜は温まりに街へ出ました。気になる店はたくさんあります。この有名な長屋酒場には入りませんでしたが、このなまはげは毎度見に行ってしまいます。今回は別のお店でほたて刺を堪能しました。

 
ちなみに昼はこんな感じです。近くで見ると迫力あります。

個人的には秋田というと真っ先に思い浮かぶビュースポットです。

翌朝のJR秋田駅です。雪は降っていないですが寒いです。

駅の中は通路も明るくて暖かいです。

秋田駅の風景です。

雪国でしか見れない雪かき車です。

五能線編へ続く  (23)