その①に続く

さて2日目ですが今日はリゾートしらかみ号に乗って念願の五能線を旅します。

五能線は沿線の景色も素晴らしいそうですが途中の駅にも様々な魅力があって乗客を楽しませてくれるそうで楽しみです。

 

途中窓からは一面の雪景色が見えてきます。

八郎潟駅に着きました。名前は知っていますが来たのは初めてでした。

発車して途中東能代駅では数分停車しますがホームにはくまげら号に似せた待合室ができています。ここからが五能線になるそうでホームに起点の碑があります。五能線はここ秋田県の東能代駅から青森県の川部駅を結びます。

次に能代駅に着きますがここはバスケットの街ということでホームにバスケのネットが置いてあるとこはここだけでしょう。市内には能代バスケミュージアムもあるそうです。さすがにホームでシュートは危険すぎますけどね。

現在も活躍する田臥君の活躍で有名になった能代ですね。
この後は車窓には日本海の奇岩と素晴らしい景観が楽しめます。
リゾート列車なので窓が大きいのですぐ下に海岸と岩礁が広がります。
 
眠る暇もない絶景が続きます。
ものすごい景観ですがまるで大きなスクリーンに映し出される風景が広がります。
ウェスパ椿山では目的があるので下車しますが、駅を降りるとコロボックルという物産館と温泉へのお迎えの車が来て待ってくれています。
 
車は黄金崎不老不知温泉に向かいます。不老不知温泉はテレビの旅番組とかで超有名になっていますが五能線に乗るとなってはぜひ寄ってみたいと思っていました。
内湯の温泉自体は強烈に鉄分が多いようで真っ茶色していました。海の方を見ると海岸の岩場の中に話題の露天風呂が見えてます。 

この日は寒くて風も強いしちょっと覗いてみましたがお湯がぬるくて入るのは断念しました。誰も入ってなかったのですが確かに海を眺めながら入れれば気持ちはいいと思いますが、この寒さに入るのはちと厳しいですね。海面が黄金色に包まれる夕陽の時間に入るのが最も感動的とのことですが今回は時間がありませんでした。

 
駅と温泉の間は送迎バスが送ってくれます。

さてウェスパ椿山からは普通電車で旅を続けます。

 
次の深浦という駅に着きましたが実は普通電車がここが終点で乗り換えるには約4時間待ちとなってしまいました。
昼ご飯の焼肉店で粘りましたが時間が余ったので近所をうろうろと歩き回りました。

この福浦駅の目の前は海岸なんですがその岩礁や海岸線の景観が素晴らしかったです。

この大岩も階段があって登れるんですがさすがに風が強くて怖いので登りませんでしたが、たいへん癒されました。

4時間待った後は今度はリゾートしらかみ(ブナ号)で青森に向かいます。本当にこのリゾート列車は五能線の顔ですね。
 
かなり時間をロスしましたが雪原に夕焼けが迫ってきています。

川部駅ですがここで五能線の終わりですがホームに終点駅の碑が建っていました。

途中の木造駅では気になるものがあったので気分で下車してしまいました。もう暗くなっていたのですが駅の外壁には大きな土偶が! これは地元の亀ヶ岡遺跡出土の遮光器土偶を町おこしのモチーフにしているそうで「しゃこちゃん」とのニックネームがあるそうです。

やっと青森駅につきました。この時点ではそれほど雪も積もっていなかったのですが次の日は大雪になりました。新幹線の来ない駅はこんなものでしょうね。

駅のすぐそばには帆立の専門店の帆立小屋がありました。帆立を釣竿で釣って食べさせてくれるお店ということでテレビの旅番組でも紹介されています。私もやってみたかったですが遅くなったので店じまいしていました。残念!。本場の美味いホタテを食べたかったです。

さて夜中の22時近くですが札幌行の寝台急行はまなすを見に行きました。

3月には姿を消すと言われていますのでこれが最期になる可能性大です。本当は札幌まで乗っても良かったのですがしっかり写真と脳裏に焼き付けました。

このまま札幌まで走り抜けます。寝てる間に札幌まで行けるので旅人にはとても重宝な列車だと思いますが。
客車との連結部分です。
寝台車も徐々に廃止されていきますので残念ことです。
はまなすにはごろ寝専用ののびのびカーペットの車両があってこれも魅力の一つだったのです。
それでも数十人の人が写真を撮りに来ていましたが3月になるともっと加熱して来ると思います。

さよなら はまなす

やっと青森までたどり着きました。五能線の旅は景観が素晴らしかったです。明日は五所川原、弘前を回ろうと思います。 (つづく)(35)

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