佐原と言えば水郷とか小江戸の街としても有名ですがまだ行ったことがありませんでした。いつか行く機会がないかと思っていたらたまたまこの時期あやめがきれいとの話を聞き、はとバスの佐原・潮来バスツアーに申込しました。見頃を迎えた時期でちょうどタイミング良かったです。
東京からバスで1時間半くらいですかまずは佐原の街の東薫酒造さんで蔵元見学です。日本酒の試飲も出来て気分が向上します。
内部の見学風景です。後で出てきますが伊能忠敬家とも深い関係のある地元の蔵元です。
巨大な貯蔵タンクが並びます。
佐原の古い町並みを歩いて舟乗り場に進みます。
佐原の街を流れる小野川ではこの時期舟めぐりが楽しめます。
舟乗り場のすぐ前は伊能忠敬旧宅の見学が可能です。1762年に佐原の酒造家・伊能三郎右衛門家の婿養子となりその後三郎右衛門忠敬となりました。
伊能忠敬はなんと55歳から測量の旅に出たというから驚きです。
17年に及ぶ年月を経て正確な日本地図を作った伊能忠敬ですが73歳にて没、偉業は弟子によって完成させられました。
天気も良く川沿いでは野点も行われていました。
さて予約の時間になったので舟に乗り込みます。
舟が動き出しましたが、予想外だったのは舟は手漕ぎでなく船外機で進みます。
川の両側には古い建物が並び情緒があります。利根川の水運で栄えた当時の街並みを偲ばせます。
なぜか利根川から迷ってきたのか一羽の白鳥がいました。
JR成田線の線路をくぐります。
この川はこの先利根川に流れ込みます。川の両側にはアヤメが咲き誇っています。
途中他の舟と離合することもあります。
次々と舟が戻ってきます。約30分の舟の旅を楽しみました。
時間がありますので佐原の街を散策します。あちこちに古い建物が見られます。
ちょうど成田線の電車が走ってきました。
こちらはJRの佐原駅です。落ち着いた雰囲気ですね。
駅の前にも伊能忠敬先生の像が。
街を歩いてみるとまた伊能忠敬先生の測量の姿が像になっていました。本当に郷土の誇りなんですね。
佐原ではこの1カ月間にあやめ祭りを開催中ですが、お花のピークはかなり早いようです。
さてバスは広い利根川を越えて次の目的地を目指して茨城県に向かいます。別名坂東太郎です。
水郷潮来のあやめ祭りの会場に着きました。前川にたくさんの舟が出ています。向こうに見えているのは前川水門です。
この水門をくぐると北利根川に出ます。手漕ぎなので風が強いと流されるのではとハラハラしますね。
土浦行きの高速船は珍しい前から乗るタイプですね。
この日はあやめ祭りの真っ最中です。天気も良くて予想より人が多いです。
橋の上から見下ろすとたくさんの舟が行き来しています。
潮来の三度笠は橋幸夫の歌ですっかり有名になりました。
きれいなあやめが咲き乱れていますが、2-3日前が花びらのピークだったと地元の人は言っていましたが十分きれいですよね。
この時期を逃がすともう見れませんね。
水郷潮来のあやめ娘に写真を撮らせてもらいました。
アーチ橋とあやめの群生が良いコントラストになっていますね。
この橋は思案橋ですが手漕ぎの舟でこのような十二の橋をくぐって行くのが定番コースになっています。
川幅があるので手漕ぎの舟のは他屋根付きの屋形船も通りけっこうなラッシュですになっています。
一度来てみたかった佐原にちょうどあやめ祭りの時期に来れて良かったです。おまけに大昔に社会の教科書でな習ったことのある潮来にも初めて来れて一石二鳥でした。 日帰りバスの旅、大正解でした。 (35)