いよいよ大阪から九州に戻りますが交通手段は限られますがあまり高くなくのんびりと帰るとなるとフェリーが一番です。GWなので混み具合が少し心配ですが別府行のフェリーに予約を入れました。
別府行きのフェリーに乗るために大阪港のさんふらわあターミナルにて乗船手続きします。ニュートラムの「トレードセンター前駅」で降りてすぐです。
サンフラワ-あいぼり号ですが近くで見ると相当に大きな船ですね。
目の前のトレードセンタービルが圧巻です。
大阪港の夕陽です。これから旅立ちます。
大型フェリーですので九州に向けて大きなトラックが何台も搭乗します。
さあいよいよ出航です。すっかり日が暮れてしまいました。
船はどんどん岸から離れていきますが大阪港の灯りがいつまでも見送ってくれています。海風を受けて超気持ちいー!です。
出航からかなり経ちますと月が昇ってきました。船を見送ってくれているようです。
しばらくは落ち着かないので船内を探索してみます。売店もあって船内限定のお土産なども買うことができます。
良くある記念写真のコーナーですね。制服を着て写真に写ることも可能です。
もうすぐ端午の節句ということもあって内部の装飾も考えられているようです。さてもう10時には消灯時間ですのですぐに横になって眠ることにします。
さて朝5時になりました。昨夜は月に追いかけられていましたが今朝は瀬戸内海に昇る太陽に追いかけられています。
瀬戸内海という海はいつもこんな感じです。豊後水道は流れが速いと言いますがだいたい波がたっていることは無いですね。
別府湾に入っても海面は鏡の上を進んでいるようでほとんど波もありません。確かにフェリーは進んでいます。
船の左前方に高﨑山が見えてきました。大分に帰ってきたと実感しますね。
もうすぐそこに別府の街並みがみえるところまで来ました。
少し靄がかかっていますが別府の街と山々が美しいですね。
別府港に入ってきました。
ターミナルが見えてきました。
もうすぐ接岸です。
接岸です。
やがて船からたくさんのトラックが降りていきます。ドライバーさんとしてはまたこれから走るわけですから船はゆっくり休めて静かに眠れて良いですね。私にとってもたいへん快適な船旅でした。
降りてみると船の大きさが普通のビルと同じくらいあって驚かされます。たくさんの人と荷物を運んでお疲れ様でした。
さて別府に着きましたので朝風呂に入りたいと思います。別府では銭湯がたくさんありますので迷いますが別府駅からすぐ下の高等温泉に行きました。ここはあつ湯とぬる湯を選択する仕組みです。今回はぬる湯にしました。前にバイクがたくさん停まっているのは宿泊しているのだそうです。
誰もいなかったので脱衣所から湯船の写真を撮ってみました。湯船はこの脱衣場の下にもあります。レトロなお風呂で気持ちがいいです。しかも200円!
別府温泉の父の油屋熊八さんの服装がワールドカップ仕様になっています。そう、2019年はラグビーのワールドカップが大分で開催されるので彼も盛り上げていますね。
鉄輪(かんなわ)の地獄蒸しにやってきました。ここでは温泉の蒸気を使って何でも蒸して料理するのが大人気でこの日も蒸し窯が空くのが2時間待ちということでした。
ちらと覗いてみると窯の下からものすごい蒸気が噴出しています。肉でも野菜でも蒸気に蒸されて味も美味しくなるのだそうです。
地元の人しか知らないと思いますが久々に別府竈門神社に寄ってみます。ここは大分トリニータが毎年必勝祈願に訪れている神社です。
八幡竈門神社の鳥居です。
竈門神社の拝殿になります。今年の健康祈願しました。
地元の亀川には白亀伝説というのがあり亀川の地名の由来にもなったと伝わります。亀は幸運の象徴であるとのことからニータンもこの縁でこの地域で生まれたということの様です。
何故か地元亀川の有志によって奉納された機雷が置いてありました。
開運のなで亀ですがトリニータの選手もこの亀をよく撫でていたそうです。
連休はこちらでゆっくりします。
帰りの日はあいにくの雨になりました。別府のシンボル、別府タワーが雨に霞んでいます。
バスの時間は余裕ですので朝風呂に入ってから帰りたいと思います。今度は別府でも最も有名な共同風呂の竹瓦温泉に向かいます。別府駅からも歩いて15分くらいです。古い作りの建屋が見えてきました。入り口右の方の窓が男湯の脱衣場です。
明治から続く共同浴場です。入浴料は100円です。朝も6時から開いてますので朝から地元の人が並んでいます。浴槽の写真は撮れませんが馬蹄形の浴槽があるだけのシンプルなお風呂です。
中は昔ながらの湯治場のような雰囲気です。またここには砂湯もあって良く旅番組で紹介されます。私もチャンスがあれば一度砂湯を体験してみたいですね。
かなり熱めのお湯ですので長くは入れません、長く入ると後から湯あたりするほどの強い効能があるようです。確かにかなり後まで体にじんわりと効いているのが分かります。このまま東京へ戻ります。(38)