最近なにかとテレビに登場する柴又ですが、その気になれば電車で40分くらいで行ける場所なんですが10年くらい行って無かったので久々に御参りに行ってみることにしました。
柴又駅では相変わらず寅さんがお出迎えですね。というか寅さんが「行ってくるぞ」と言っている姿でしょう。
2017年3月に妹のさくらの銅像も出来ましたね。兄さんを見送る姿ですね。除幕式には山田洋治監督と倍賞千恵子さんも来られたそうです。
駅から帝釈天へ参道を向かいます。
重要文化的景観に申請中とのことですが重要文化的景観が東京都内で選定されるのは初めてで、帝釈天と門前町、渡し船が行き交う江戸川など、下町情緒豊かな景観を保存しようと葛飾区が申請をしているそうです。
寅さんで有名になった団子屋さんのとらやさんです。
草だんごのお店が多いですね。かつては江戸川の土手で摘んだヨモギを使っていたそうです。
私もいただくことにしました。定番の草だんごと海苔だんごです。
おっと、寅さんが歩いているではないですか。
参道を進むと帝釈天はもうすぐです。
彫刻も有名な二天門です。
最近城を見慣れていますが屋根には唐破風と千鳥破風ですね。
観音様に御水をおかけします。
御神水です。
大きな松が横に伸びていますね。瑞龍松と言われ樹齢5百年とも伝わります。
あまり知られていませんが帝釈天は彫刻が有名ですね。有料で観覧ができます。
あちこちに彫刻が見事です。色を付けていないので素朴な印象があります。
定番の獅子舞のおみくじが2台並びます。
さて天気も良いので江戸川に出てきました。 矢切の渡し方向に歩きます。
広々としていて気持ち良いですね。河川敷は野球場になるくらい広いです。
この河川敷から向こう岸に渡るのは矢切の渡しです。ちょうど向こうからの渡しが来ています。柴又と松戸市を結ぶ都内に唯一の渡し船です。
あまり高い建物が無いのでもしかして昔の眺めもこのような感じだったのかもしれないですね。魯の音が残したい日本の音百景に選定されています。
時間があったので私も乗ってみることにしました。乗るのは初めてですが川の流れがほとんど感じられなくて池の上を進んでいるようです。
松戸側に着きましたが土手からの眺めは一面がネギ畑です。
しばらく時間を潰して帰りの船を待ちます。
今はほとんど観光の人しか乗らないでしょうね。
帰りの船に乗り込みますが日も傾いてきていますが16時までの運航です。
帰りはサービスにモーターで少し遠回りして付近の案内をしてくれました。静かな川面です。
遠くに水戸街道の橋が見えていますがその向こうに常磐線です。
歩いて5分の寅さん記念館も定番ですね。
山田洋次監督のミュージアムも併設されています。
さてそろそろ帰ることにします。柴又駅からは高砂経由で乗り継ぎます。
京成電車です。
久々に柴又にきましたが以前と変わらず活気があって楽しい街です。外国人の観光客も増えた気がします。そのうちふらっと寅さんが帰ってくるのを街の皆が待っているような暖かい雰囲気がありますね。草だんごも美味しかったです。🍡