今年は大雪が降りましたがちょうどその後、仙台を旅しました。 仙台といえば伊達政宗ですので定番のコースを回ります。でも雪が積もっているので普段とは違った情景を楽しめました。
仙台駅の西口ですが、かなり雪が残って歩き難いです。
周遊バスで伊達政宗公が眠る瑞鳳寺へ向かいます。2月で大雪の後でしたので歩くのが大変でしたが参拝が可能です。
まず階段を進み伊達政宗公の眠る瑞鳳殿に向かいます。雪深い階段を上ります。
滑らないように気を付けながら凍った石の階段を登って行きます。
涅槃門をくぐると来世の世界に入るということを意味します。
細かく見て見ると細かい細工がしてあって豪華で色彩鮮やかです。
門をくぐると瑞鳳殿の屋根が見えてきます。雪を被って寒そうです。
見事な豪華絢爛な桃山様式の廟建築である瑞鳳殿正面です。一度は国宝に指定されていましたが戦災で焼失し、今は再建されたものです。
近くで見て見ると彩色が美しいですね。
横には政宗公と殉死した家臣の墓が雪を被って並んでいます。こちらにも花を捧げたい気持ちになりますね。
同じ敷地内には二代目藩主伊達忠宗公の霊屋である感仙殿と、三代目藩主伊達綱宗公の善応殿が並んでいます。
正面から見た感仙殿です。均整のとれた霊廟は雪に映えてとても美しいです。
雪の中で親子で静かにお休みになっていることでしょう。戦国武将としてはかなり幸せな人生です。
資料館では発掘調査で発見された遺骨や副葬品を見ることができます。その頭骨から顔を復元するなど興味深い展示も見ることができます。
次の目的地には巡回バスるーぷる仙台で向います。(250円)
青葉城跡(仙台城跡)ですが、あの有名な伊達政宗公の銅像があります。仙台城には天守閣が無く石垣が残っています。
太陽を背に浮かぶ政宗の陰がなかなか凛々しいです。
雪の中城跡から仙台の街を見下ろしています。
伊達政宗が見つめてきた仙台の町並みです。
青葉城の本丸跡には護国神社があります。朱塗りの社殿が雪に映えて美しいです。
再びるーぷるに乗って次の目的地へ向かいます。
るーぷるバスの中の様子です。後ろの座席は面白い形状をしています。
バス通りに大崎八幡宮の鳥居が出ていますので参拝に向かいます。
大崎八幡宮の鳥居です。この神社は伊達政宗公が建立したと伝わります。参道の雰囲気がとてもおごそかです。
参道も雪で凍りついて危ないですが神秘な雰囲気を醸しだしています。
本殿に上がる参道も雪で掃き分けられて神への道という感じです。
社殿は安土桃山時代の遺構を残す建造物として国宝に指定されています。 社殿には極彩色の彫刻や彩色が施されて豪華絢爛な安土桃山文化を今に伝えています。
短い時間でしたが、るーぷる仙台バスのお蔭で要所を効率よく回ることができました。伊達政宗公も豊臣や徳川を睨み睨まれ波乱の人生をおくった人だと感じました。 さあ東京に帰ることにします。
東京へ帰る車窓には一面に雪の原が広がります。今年は雪が多かったようですね。
30