世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録された熊野古道、熊野三山を早速旅しました。効率的に回るには紀伊勝浦駅前からの定期観光バスが便利です。(2012)
紀伊勝浦駅前の様子です。静かな町ですがここから定期観光バスに乗って回ります。
途中熊野川・志古乗船場にウォータジェットが停まっていました。紅葉の時期などはすごい人気でしょう。
上流に行くほどに川の水が澄み美しくなってきれいになってきました。
熊野本宮大社の正面に着きました。まずは熊野三山の熊野本宮大社へお参りします。(田辺市) 全国の熊野神社の総本山です。
日本サッカーの守り神、三本足の八咫烏が象徴です。お守りにも八咫烏の絵が入っており人気です。
三本足の八咫烏の由来について書かれています。
熊野本宮大社の総門です。ここから先は撮影禁止ですが覗き込むと檜皮葺の立派な社殿が見えます。
熊野道の入口です。
かつての社地があった大斎原(おおゆのはら)に巨大な大鳥居がそびえ立っています。明治時代の大洪水で流されて現在の社地へ移されたとのこと。
続いて新宮市に移動して那智速玉大社にお参りします。本宮大社から新宮市に向けては熊野川の山沿いの道路を走ります。
新宮市の熊野川河口近くの那智速玉大社に着きました。
那智本宮大社とはまた雰囲気が違い鮮やかな赤色が目に鮮やかです。
最後にいよいよ大門坂を上り、熊野那智大社、那智の滝への熊野古道を歩きます。
よくテレビで見る熊野古道を進みます。
巨大な大杉が両側に、夫婦杉です。
下から滝を見上げて荘厳な風景です。那智の滝自体が御神体と扱われています。
最後に那智大社の参拝道を登っていきます。
先ほどお参りした那智の滝と3重塔のコントラストが絵になります。
最後に那智大社へお参りします。
これで熊野三山にお参りが済み満願達成です。
さらに隣にある青岸渡寺にも併せてお参りします。もともと那智の滝を中心にした神仏習合の一大修験道場であったということです。現在は分かれています。
今回、一日で熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社、青岸渡寺とお参りできたうえに、那智の滝のパワーをたっぷりもらい癒しの旅となりました。バスは紀伊勝浦に戻ってきました。
お参りして心もスッキリしました。特急ワイドビューで名古屋に戻ります。
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