数年前なじみの焼き鳥屋さんの旅行で八丈島に旅しました。 めったに行く機会がないと思いますので思い出写真を整理しました。(2010年) 八丈島は昔から流罪の遠い島という印象しかありませんでしたが、今はその面影は全くなく飛行機で40分で到着します。
 

羽田空港から八丈島へ出発します。飛行機で向かいますが島の天候が変わりやすく、この日も曇りがちで他の便が欠航になるなどなかなか条件の厳しい所ですね。

視界が悪かったですがなんとか着陸できました、初めての八丈島空港です。人口は約8000人の小さな島で面積は山手線の内側と同じくらいですが、東京都ですし立派な空港がありますね。 

この日はすぐに民宿に向かい夕食を食べてゆっくりします。民宿ではたいへんな御馳走が出ましたが歓迎の意味を込めてくれていると感じました。

2日目の朝ですが、昨日とは一変、とても良い天気に恵まれました。島の猫ちゃんも「どこから来たの~?」って言っているようです。

朝食ですが日本の朝という感じでとても良いですね。久々にこんな朝食を食べましたね。元気が出ます。
今回お世話になった民宿です。

さて観光開始です。とても良い天気に恵まれましたので、山がきれいに見えます。島の南側には三原山(標高701メートル)と北側には八丈富士(標高854メートル)のふたつの火山があります。

二つの山はそれほど高さは無いので登山も可能です。ここは三原山の登山口です。

島は富士火山帯に属する火山島で、海岸は砂浜でなくほとんど黒々とした硬い溶岩ですね。


この海辺でバーベキューです。

島の名物の寿司を御馳走になりました。

ちょうどフリージア祭りの最中で島中花の香りがしました。

当日迷いながらフリージア祭りの会場へ行ってみました。ご覧のように目印が無いので迷いながらもやっと会場に着きました。

きれいに咲き誇るフリージアの花を摘んでいます。当日はお花や球根を持ち帰っても良いとのことで皆が色とりどりにフリージアを摘んでいます。

何本か摘んで持ち帰れるとあって、みなさん一心に摘んでいます。

島の南側から島全体を北に見渡しますと島はひょうたんの形をしてるのがよくわかります。ひょっこりひょうたん島のモデルと言われています。北西側には八丈小島も見えます。


山も海も美しく最高の景観ですね。島ですから気候の厳しい面もあるでしょうが昔の流人の島というイメージは全く無いですね。ちなみに関ヶ原で敗れた西軍の宇喜多秀家も八丈島に流されて一生を終えています。当時は生活が不自由で本当に流人の生活であったとの話が伝わります。時間があれば歴史好きですので秀家の墓にもお参りしたかったです。

南側を見ても断崖絶壁の続く荒々しい景観で火山島であるのが良くわかります。

小さな島だからでしか味わえない本当に素晴らしい景色です。

八丈島にはいくつか温泉があります。 ここは島の南側の高台にあるみはらしの湯(500円)。

海水の温泉のようで塩からかったのを覚えています。名前の通り海をすべて見渡せる絶景の露天風呂は最高です。

旅館の夕食です。あちこち旅してますがこんな豪勢で品数の多い夕食は初めてです。全部食べきらなかったです。2泊目の最後の夕食なんで今度は最後の晩餐のお気持ちが伝わります。


島は魚が豊富なせいか、やたら猫が多かったです。

旅館の朝食ですが、島の朝食らしくとても美味しかったです。ちなみにあじのくさやが島の名物です。 

民宿の2階からの眺めです。風が強いせいか高い建物が無いですね。

最終日ですので近くのプチ観光をして空港に向います。 八丈植物公園です。

八丈島ビジターセンターに寄りました。おじゃりやれとは方言でいらっしゃいということだそうです。


懐かしい「八丈島のキョン」です。

2泊3日の短い旅でしたが島の楽しさを十分味わうことができました。八丈島空港にやってきました。

小さな島で有視界着陸とのことで、東京からの飛行機が降りれるかどうかハラハラしていましたが、無事に着陸して帰ることができました。


島の空港のお土産屋ですが雰囲気がありますね。

東京へは40分くらいのフライトです。近くて遠い島という感じがしていますが、この機会に初めて遊びに来れて食べ物が美味しくて楽しめました。 島の焼酎「八重椿」をお土産に買って帰りました。 

今回は宇喜多秀家のお墓に行くチャンスがなかったのが残念でした。また来るしかないですね。

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