日本最西端の島、与那国島を初めて訪問します。海底遺跡とかで有名ですが「どなん(渡難)」と呼ばれていたとにかく遠い島ですので一度訪問するチャンスを狙っていました。東京から石垣島経由で与那国空港へ飛びます。(2003)
石垣空港からJTA機で与那国空港に向かいます。大きなジェット機が飛んでいますのでびっくりします。
石垣から与那国は比較的低空を飛びますのでずっと海面が見えています。
与那国空港につきました。何もかも初めての島です。
人口は2000人に満たない本当に小さい島です。これからレンタカーで島を回ります。
空港内の売店もとても南国の雰囲気あります。
小さな島ですので、車ならほとんどの観光地にすぐに行けます。起伏は激しいものの自転車でも3-4時間で一周が可能大きさです。
まずはヨナグニサンという世界最大の蛾の資料館(アヤミハビル館)に寄りました。
県の天然記念物ですが昔はこんな蛾がたくさんいたそうです。
島では大切に扱われているようであちこちでその姿を見ることができます。
おーっ! 観光地図の上にも大きなアヤミハビルが!
次に島の西側、日本の最西端の碑です。石垣島からは124kmの国境の島で、台湾 までは111kmしかないため天気の日にはうっすらと台湾が見えるそうです。
夕日が西崎に沈むために最もきれいに見える場所とのこと。
島の西崎の灯台です。
島には馬が放牧されており、のんびりとした空気が漂います。
よなぐに馬(天然記念物)が道に出てきますのでぶつからない様に注意します。
たくさんの馬が自由に草を食べる姿が与那国島という感じがします。
道のあちこちにはテキサスゲートと言って牛や馬が逃げられない仕掛けがあります。
東崎灯台があります。
どこまでも海と空が続いている感じです。
海岸線には奇岩が多く、立神石が海から突き出ています。
軍艦岩です。軍艦というよりも潜水艦という感じです。
海岸も砂浜ではなく、溶岩そのままという感じです。水は透き通っています。
久部良バリです。悲しい歴史が残る場所ですので黙とうしました。
15世紀のサンアイ・イソバという女性首長の伝説が今も残っています。
与那国島には3つの泡盛の酒造所があり、60度の泡盛(花酒)も飲めます。
外まで米の蒸した香りがしてくるらしいです。
お土産に泡盛を買って帰ります。
そして、与那国の超有名『ユキさんち』にてカレー頂きました。 格別な味でした。
帰りは那覇空港までプロペラ機で帰ります。
滑走路を歩いて乗り込みます。
東京から遥かかなたですが、のんびりしていますがたくましい生命力を感じさせる島でした。
機会があればまた来たいです。 (30)