元銀行員FPの山田祥子です。
今日は、リタイヤ世代の多くが抱える、ある「切実な悩み」についてお話しします。
それは「お金を使うのが怖い症候群」です。
現役時代に資産形成を頑張ってこられた真面目な方ほど、この「罠」に陥りやすいです。
結果、
銀行員時代、そんなケースを数多く見てきました。
そして、私自身もその「恐怖」の気持ちが痛いほどよく分かります。
実は、現在の私は、自分の資産を「取り崩しながら生活」をしている当事者なのです。
不安お化けの正体は「見えないこと」
私がどうやってその恐怖を乗り越え、安心して使えるようになったか。それは、不安を徹底的に「見える化」したからです。
具体的には、以下の手順でシミュレーションを行いました。
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年代別の生活費を計算する
60代>70代>80代以降となるよう、年代別の生活費を計算する -
将来入ってくるお金(年金など)を整理する
今後の労働計画、年金の受給額、私的年金保険・iDeCoなどの受給額等 -
運用計画を立てる
何歳まで運用するか決め、利回りを低めに見積もって試算する -
「もしも」の時の住まいを考える
自宅で生活ができなくなった時を考え、施設の種類や費用などを試算する -
毎月の「使用可能額」を出す
そこから「毎月いくらまでなら自由に使っても資産が枯渇しないか」を試算する
このように計算し、「100歳まで生きても大丈夫」という数字の根拠が出たとき、「減っていく」のではなく、「計画通りに使っている」と思えるようになりました。
お金は「幸せの交換チケット」
少し厳しいことを言いますが、通帳に印字された数字そのものには、何の価値もありません。
お金とは、「使って初めて価値が生まれるもの」です。
・美味しい食事をして、家族や友人と笑い合う時間。
・ずっと行きたかった場所へ行き、感動する体験。
・生活を便利にする家電を買って、得られる快適さ。
お金は、これらと交換するための「チケット」に過ぎません。
「お金を使うこと=悪」ではないのです。
生活の質を整え、心を豊かにすることには、何物にも代えがたい価値があります。
あなたの人生の主役は「お金」ではなく「あなた」
それでも「将来何があるか分からないから怖い」というお気持ち、よく分かります。
その恐怖を消すのが、私の役目である「資産寿命のシミュレーション」です。
誰かと比べる必要はありません。
「自分の人生を楽しむために、どうこのお金を使うか」
私と一緒にシミュレーションをして、漠然とした不安を「確かな安心」に変えてみませんか?
笑顔で使えるお金が増えると、毎日の景色が変わって見えますよ。
あなたの漠然とした不安を、確かな「計画」へ。
初回60分無料相談をやっています。是非ご利用ください。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。













