ラジオ英会話2024年8月5日放送分から | stl52のブログ

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どうも。

 

さっそく行きます。

 

OPENING

大西: どうしてお腹が減るのかな。 さあしっかりと英語を頑張って、美味しい朝ご飯を食べましょう。

 

Rosa: 減るのかな♪Hey, everyone. This is Akino Rosa.

 

David: And I'm David Evans.

 

 

Lesson 86 mayの開かれたドアその2 - 推量

 

[KEY SENTENCE]

They may or may not be legends.

 

mayのイメージは「推量(~かもしれない)」も生み出します。

 

DIALOGUE

 

デスパレート・ラッツのベーシストであるポールが、新しいマネジャーのステイシーと話しています。ボールには思うところがあるようですね。

 

Paul: Congratulations on your new position with the band, Stacy.

 

Stacy: Thanks, Paul. It's a great honor to be with the Desperate Rats.

 

Paul: I suppose it is. Some people think they're legends of rock.

 

Stacy: Don't you think so?

 

Paul: I'm not so sure. They may or may not be legends.

 

Stacy: Why do you say "they"? You're in the band.

 

Paul: Yeah, but not for long. I'm seriously thinking of leaving.

 

Stacy: Why?

 

Paul: I wanna start my own band. I don't belong here.

 

Stacy: I see.

 

 

WORDS AND PHRASES

Congratulations on your new position with the band, Stacy.

さあ「~に関しておめでとう」congratulations onというフレーズ、しっかりと覚えておきましょう。congratulationにはsがつきます。

 

I suppose it is.

さあ、ここではI suppose it is.という思わせぶりな返答が行われましたね。I supposeというのは、I thinkとちょっと方向が違うんです。I thinkは自分が心からそう思う。ただ単にそれだけです。I supposeはいろんなエビデンスを見ると、こういうこともありえるかもね。そうした意識です。ですからここは「そういうこともあるかもね」というですね、ちょっと訝しげなトーンを持った発言となっています。

 

Yeah, but not for long.

for long(長い間)というわけですね。このforは「期間」を表しています。

 

I don't belong here.

さあ、I don't belong here.よく使われる表現ですね。自分がしっくりとくる場所がないというですね、そうした表現です。

 

 

GRAMMAR AND VOCABULARY

It's a great honor to be with the Desperate Rats.

デスパレート・ラッツと一緒にいるのは、とても光栄です。

 

この文で使われたit - toの形は「語順通り」を意識して口から出す必要があります。「まずto以下を考えて、それをitの位置に置いたつもりで…」といった複雑な操作をする必要はありません。itは受ける単語。thisthatのように刺す単語ではありません。この文では心に浮かんだ情景をitで受け、It's a great honor(とても光栄です)と文を始めているのです。それでは何がとても光栄なのかがわからないためtoで追いかけます。「デスパレート・ラッツと一緒に居るのは、ね」という感じです。

 

 

Some people think they’re legends of rock.

彼らがロック界の大御所だと思っている人もいます。

 

someを「いくつかの」と日本語で考えていると、こうした文には歯が立ちません。someのイメージは「ぼんやりある」「数量が定かでないものがある」ということ。some peopleには「人々」がぼんやりと意識されます。「~の人もいる」という日本語訳がぴったりな表現となっています。

 

 

(ダイアローグの日本語訳)

このバンドでの新しい仕事が決まっておめでとう、ステイシー。

 

ありがとう、ポール。デスパレート・ラッツと一緒に仕事ができるなんて、とても光栄だわ。

 

そうだろうね。このバンドのことをロック界の大所だと思っている人もいるからね。

 

あなたは、そう思っていないの?

 

よくわからないな。あの人たちは大所なのかもしれないし、そうじゃないかもしれない。

 

なぜ「あの人たち」と言うの?あなたもバンドの一員なのに。

 

そう、でも、それも長くはないだろうね。僕は脱退することを真剣に考えているから。

 

どうして?

 

自分のバンドを始めたいんだ。ここには僕の居場所はないからね。

 

なるほど。

 

 

TARGET FORMS

They may or may not be legends.

彼らは、大御所なのかもしれないし、そうではないのかもしれません。

 

ゴガクルの解説より:may のイメージ「開かれたドア」は「推量(~かもしれない)」の使い方も生み出します。可能性が「閉じられていない」ということ。おおよそ50%程度の可能性であり、話し手はよくわかっていません。それがこの may or may not(そうかもしれないし、そうではないのかもしれない)という言い回しにつながります。」http://gogakuru.com/english/phrase/285353

 

さあ、それでは早速、キーセンテンスの練習を始めていきましょう。

 

 

PRACTICE

さあ、may or may not非常に大きなその助動詞のカタマリです。でも、助動詞を入れる位置は常に動詞の前でしたね。この動詞の前という意識、これを大切にしながら読んでいきましょう。

 

さあ、私の後に続いていきます。

 

They may or may not be legends. どうぞ。

 

しっかりと主語の後ろにカタマリを突っ込んでくださいね。

 

They may or may not be legends.どうぞ。

 

はい最後。

 

They may or may not be legends.

 

 

それはその他の例も一緒に身に付けていきましょう。

 

He may be late.

彼は遅れるかもしれません。

 

He may like you.

彼はあなたが好きかもしれません。

 

He may quit.

彼は辞めるかもしれません。

 

 

She may be shy.

彼女は内気かもしれません。

 

She can be shy.

彼女は、内気になることがあります。

 

maycanはどちらも可能性を表すため混用しがちですが、しっかりと区別してください。

mayはよく分かっていないということ。話しては彼女についてはよく知らないんです。

一方canは彼女の潜在的な可能性を見抜いています。

 

 

Rick may not like it.

リックは、それが好きではないかもしれません。

 

Rick may not have time.

リックは、時間がないかもしれません。

 

Rick may not be able to go.

リックは、行けないかもしれません。

 

may notは「~ではないかもしれない」推量の否定です。もちろん短縮はしませんよ。

 

 

それでは今紹介した表現をデビッドさん、ろーざさんと一緒に声に出して練習しましょう。

 

David: All right. It's time for the practice section. Continuing from last week, we'll use "may". So, let's get to it.

 

デビッド: はい。練習コーナーの時間です。先週に引き続き、mayをやっていきましょう。では取り掛かりましょう。

 

Rosa: Repeat after us, guys.

 

he may

he may

He may be late.

He may like you.

He may quit.

 

David: Nice. Here's our next.

 

she may

she may

She may be shy.

She may be shy.

 

Rosa: Let's keep going.

 

Rick may not

Rick may not

Rick may not like it.

Rick may not have time.

Rick may not be able to go.

 

 

David: Unlock your potential.

 

Rosa: Repetition is the key.

 

Rosa and David: Great work.

 

 

GRAMMAR IN ACTION

 

mayを用いた文を作りましょう。

 

1.

日本語: 私は、行くかもしれないし、行かないかもしれません。どのくらい私が疲れているかによります。

 

ヒント: NO HINT

 

解答例: I may or may not go. It depends on how tired I am.

 

may or may notを助動詞の位置にまとめておけば合格ですよ。

depend onは「何々による」。

howを用いたwh節もよく使われますよ。

 

 

2.

日本語: 彼女は、ただの友人でいることをより好んでいるのかもしれません。彼女が、ロマンスを探しているのかは、私にはわかりません。

 

ヒント: より好む prefer

 

解答例: She may prefer to just be friends. I'm not sure she's looking for romance.

 

mayを使うとき、話してはよくわかっていないのです。

後半はI'm not sure(よくわからない)を後続の節が説明するリポート文。

 

 

3.

日本語: 彼はまだひとりも友達がいないかもしれません。彼はここに1週間前に引っ越してきたばかりです。

 

ヒント: NO HINT

 

解答例: He may not have any friends yet. He only moved here a week ago.

 

may notは「~ではないかもしれない」。

not anyは「少しも・一つも~ない」。

 

 

ENDING

大西: さあ皆さん、レッスンお疲れ様でございました。しっかりと朝ごはんを食べて、素敵な1日をお送りください。

 

 

来週の再放送週間ですが、遠山先生の「いますぐ使える英会話」をやってみようかと思っております。