ラジオ英会話2023年6月5日放送分から | stl52のブログ

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どうも。

 

さっそく行きます。

 

OPENING

Rosa: Hey, everyone. This is Akino Rosa. Hey, David. Why don't we go to Mt. Takao? I'd like to write haiku there.

 

David: Ooh. I'm a huge fan of haiku. So let's go do that soon. Hi, everyone. I'm David Evans. June is one of my favorite months because l love to see the hydrangeas. アジサイキレイですよね!

 

ろーざ: はい皆さん、秋乃ろーざです。ねえ、デビッド。高尾山に行かない?あそこで俳句でも読みたいな。

 

デビッド: ウーン、僕は俳句の大ファンだから、さっそく行ってそうしようよ。どうも、デビッド・エバンスです。6月は僕のお気に入りの月のひとつなんだ。アジサイをを見るのが大好きだからね。アジサイキレイですよね!

 

 

Lesson 41 発言タイプ: 提案するその1 気軽な提案

 

[KEY SENTENCE]

How about going hiking?

 

今回からしばらく提案にかかわる表現を学んでいきましょう。相手にアイデアを与える基本的な発言タイプです。

 

 

DIALOGUE

エモリさんとシンディが俳句クラブに来ています。あらあら、シンディもダジャレが好きなようですね。

 

Cindy: Oh, it's stopped raining!

 

Mr. Emori: Yes, it's rare to see the blue sky these days.

 

Cindy: Since the rainy season has started.

 

Mr. Emori: That's right. But it will be sunny tomorrow too. How about going hiking?

 

Cindy: That's a great idea. I was thinking the same thing. Why don't we go to Mount Takao?

 

Mr. Emori: I haven't been there in years. I'd like to write haiku there.

 

Cindy: Oh, let's write haiku and hike at the same time.

 

Mr. Emori: Nice one, Cindy!

 

 

WORDS AND PHRASES

Yes, it's rare to see the blue sky these days.

さあ、ここでは It~toの形が出てきました。心の中に浮かんだ情景をまずItで受けて、It’s rare「珍しいんですよ」というところから文を始めるのがポイントですね。何が珍しいのかはto以下で後から追いかける、それが It~toの形が持っているリズムなんですね。しっかりと身につけてください。

 

Since the rainy season has started.

梅雨これは the rainy season というわけですね。そして、もう梅雨に入っているわけですから、has started と現在完了形を使うことができます。

 

That's a good idea.

さあこの That's a good idea. この文ですけれども、もちろん非常に簡単な文ですけれども、こういう肯定的な反応、それを会話でそこかしこに散りばめることが大事なんですね。そうすると、会話がどんどん盛り上がっていきます。

 

I'd like to write haiku there.

さあ、ここでは I'd like toというフレーズが出てきました。もちろん意味合いは、I want toと同じ男ですが、少し丁寧な、大人らしい、こう引いた感触がしてくるんですね。このフレーズ、覚えといてください。

 

俳句を詠む write haiku

さまざまな表現があると思いますが、実は単にwriteを使っても、どんな場面でも、「詠む」のニュアンスをぴったり表現することができます。

(DMM英会話 英語でなんてuKnow? 詠むって英語でなんて言うの? https://eikaiwa.dmm.com/uknow/questions/78949/)

(writeではなく「詠む」の英語はcomposeとしているサイトもある)

 

Nice one, Cindy.

さあ、ここの Nice one. うまいことを相手が言ったときにNice one.しっかりと覚えておきましょう。

 

 

GRAMMAR AND VOCABULARY

Oh, it's stopped raining!

ああ、雨がやみました!

 

このit'sはit hasの短縮形。現在完了形プラス過去分詞です。現在完了形は「今に迫ってくる」がイメージされる形。この文は遠く離れた過去に出来事が起こっているわけではなく、「ああやんだ」と視線は今すなわち手元に向かっています。

 

ねえ、ろーざさん、アメリカ英語ではちょっと違うんだよね。

 

Rosa: In America, most people just use the regular past tense. So "It stopped raining".

 

ろーざ: アメリカでは、単に通常の過去形を使う人が大半ね。だからIt stopped raining.となります。

 

なるほど。会話ではアメリカ英語、現在完了形が少しずつ退場しかかっているようですね。

 

 

I haven't been there in years.

そこにはもう何年も行っていません。

 

この文も現在完了形を使っています。「今にいたるまで」と視線が過去から現在に向かっていることがわかりますね。「継続用法」と言われる形ですが、用法名は覚える必要もないでしょう。現在完了形はいつも「今に迫ってくる」のですから。

 

ねえローザさん、これはアメリカ英語でも現在完了形だよね。

 

Rosa: That's right.

 

全部消えてるわけじゃなかったんですね。

 

 

(ダイアローグの日本語訳)

あら、雨がやんだわ!

 

ええ、近頃では青空が見えるのは珍しいですね。

 

梅雨が始まりましたからね。

 

そのとおりです。でも、明日もまた晴れるでしょう。ハイキングに出かけるのはどうでしょうね?

 

それはいい考えだわ。私も同じことを考えていたところです。高尾山に行きませんか?

 

そこにはもう何年も行っていませんでした。そこで俳句を詠んでみたいですね。

 

あっ、俳句(ハイク) を詠むのと、ハイク (ハイキング)を同時にやりましょう。

 

うまいことを言いますね、シンディ!

 

 

TYPICAL EXPRESSIONS

How about going hiking?

ハイキングに行くのはどうでしょう?

 

ゴガクルの解説より:「「提案」にはさまざまな表現が使われますが、まずは How about~?(~はどうでしょう?)から始めていきましょう。気軽な提案です。今回は基礎的な提案のフレーズに習熟しましょう。」http://gogakuru.com/english/phrase/282768

 

How about a picnic?

ピクニックはどうでしょう?

 

How about taking the Shinkansen?

新幹線で行くのはどうでしょう?

 

How about we go to the zoo?

動物園に行くのはどうでしょう?

 

how aboutは名詞、動詞ing形、フルセンテンスの3パターンを続けることができる非常に使い勝手のいいフレーズです。

 

 

Why don't we split the bill?

割り勘にするのはどうですか?

 

Why don't we ask your mother?

あなたのお母さんに聞くのはどうですか?

 

Why don't we meet at the station?

駅で会うのはどうですか?

 

Maybe we can meet at the station.

おそらく駅で会えますね。

 

Why don'tは提案の基本フレーズ。Why don't weは発言者を含み、「一緒に~しましょう」ということ。Maybe we canも控えめな提案ができますよ。

 

 

Let's dance、

踊りましょう。

 

Let's not fight.

けんかはやめましょう。

 

Let's not argue.

口論はやめましょう。

 

let'sは勢いよく相手を誘う提案です。

 

 

Shall we dance?

踊りませんか?

 

Shall weは相手の手を取る感触の優しい誘い。Let's dance, shall we? (踊ろうよ、そうしない?) などlet'sと組み合わせることもあります。

 

 

PRACTICE

Rosa: Okay, guys. Let's practice giving suggestions. It's good if you can use a high tone when you say these sentences aloud.

 

ろーざ: はい皆さん。提案する練習をしましょう。これらのセンテンスを声に出して言うときは、高い調子を使えるといいですね。

 

David: Okay. These first three use "how about". So, you have two options here. One is a quick "How 'bout a picnic"? Your second option is to use "how about" to buy time to think of your suggestion. So, let's try the slow one first, okay?

 

デビッド: はい、最初の3文はhow aboutを使っています。ここでは二つの選択肢があります。一つは素早くHow 'bout a picnic?二番目の選択肢は提案を思いつく時間を稼ぐためにhow aboutを使うことです。ではまず、ゆっくりのほうをやってみましょう。

 

How about a picnic?

 

Okay. Now let's speed it up.

 

How about a picnic?

 

Good. Let's try a few more.

 

How about taking the Shinkansen?

How about we go to the zoo?

 

Nice work.

 

Rosa: Excellent. Let's continue. Here we use "Why don't we -?" and "Maybe we can -". So, keep that in mind. Let's go.

 

ろーざ: 素晴らしいです。続けましょう。ここではWhy don't weとMaybe we canを使います。ではそのことを頭に入れていきましょう。

 

Why don't we split the bill?

Why don't we ask your mother?

Why don't we meet at the station?

Maybe we can meet at the station.

 

Excellent!

 

David: All right. Let's practice with "let's".

 

Let's dance.

Let's not fight.

Let's not argue.

 

Rosa: Wonderful. And one last example, I'm sure you all have heard.

 

ろーざ: お見事です。最後の例文です。皆さんお聞きになったことがありますよね。

 

Shall we dance?

 

Let's try that one more time, and focus on smoothness.

 

もう一度やってみましょう。なめらかさに注目して。

 

Shall we dance?

 

Rosa: Hey, David. Shall we tell our listeners how great they did it?

 

ろーざ: ねえ、デビッド。私たちのリスナーに皆さんのすごさを伝えない?

 

David: I think that's a good idea. Let's do that. Great work, everyone.

 

デビッド: いい考えだね。そうしよう。みんなよくやったね。

 

Rosa: Fantastic.

 

 

TYPICAL EXPRESSIONS IN ACTION

1.

日本語: 遅くなってきましたね。残りは明日終わらせるというのはどうでしょう?

 

ヒント: 残り rest

 

解答例: It's getting late. How about we finish the rest tomorrow?

 

How aboutなど、提案のフレーズが使えたら合格です。

 

 

2.

日本語: 今日の午後は暇なんです。カフェに行きませんか?

 

解答例: I'm free this afternoon. Why don't we go to a cafe?

 

Why don't weはとっても気軽に使える提案表現。ぜひ慣れてくださいね。I'm freeは「時間がある」「暇な」ということ。Are you free tonight? (今晩時間ある?) など、気軽にお使いください。

 

 

3.

日本語: ここを出ましょう。渋滞を避けたいのです。

 

ヒント: 渋滞を避ける beat the traffic

 

解答例: Let's get out of here. I want to beat the traffic.

 

let'sは勢いのある提案。beat the trafficはヒントでお出ししたように「渋滞を避ける」。beatは「打ち負かす」の意味で使っています。

 

beat the traffic jams 渋滞を避ける(英辞郎)

ポイントは beat という動詞の使い方。「負かす/先んじる」といった意味ですが、 traffic と一緒に使うと「渋滞の先を行く」つまり「渋滞を避ける/渋滞を避けるために早く出発する」というニュアンスになります。

(YOSHIのネイティブフレーズ I want to beat the traffic.:渋滞は避けたいhttps://native-phrase-blog.com/3434/)

 

 

ENDING

Onishi: Hey, guys. Let's get out of here. I'm hungry.

 

David: You're always hungry, aren't you, Onishi Sensei?

 

 

大西: ねえ、二人とも。ここを出ようよ。お腹がすいちゃった。

 

デビッド : いつもお腹がすいてばかりですね、大西先生。

 

 

Shall we dance?と聞いて日本映画を思い出すか、それを原作にしたリチャード・ギア主演のアメリカ映画を思い出すか。まあ、でも基本はユル・ブリンナーとデボラ・カーのほうでしょうね。