常識が邪魔をする時
アメリカのテレビで面白い心理実験があった。
比較的裕福な層が多い地方都市の繁華街で、仕掛け人が「お金、本日に限り無料」と書かれたプラカードを持って見知らぬ人にお金を渡すというもの。
思いのほか早く終了すると思われた実験だったが、結果は意外にもその逆。
なんとお金を受け取りに来たのはたった1人だった。
最後は焦った仕掛け人が通行人を止めて事情を説明して受け取ってもらおうとまでしたが、それでも拒否されてしまった。
通行人は「そんな都合の良過ぎる話なんてあるはずがない」と考えたのだと思う。
こういう結果になんてしまうのは、多くの人に常識があるからにほかならない。
でも、常識だけで常に正しい答えを導き出せるとは限らない。
そういうひとつの例なんだと思う。
思い込みって、ある意味怖いものである。