災害までの本当の脅威
富士登山のシーズンは一般的に7、8月の2ヶ月間。
1日の登山者数は、多い日で1万人もあるそうだ。
まだ活火山のこの山で、今日噴火が起こったらどなるのか。
そんな心配をする人も多いと思う。
ちなみに富士山は過去3回大きな噴火を経験している。
①延暦の噴火:800年(延暦十九年)3月14日
山頂火口から噴火。東海道だった足柄路が火山灰に埋まって通行不能となり、南の箱根路が開かれた。
②貞観の噴火:864年(貞観六年)5月25日
山頂、山腹のあちこちから噴火。御殿場側に大量の火山灰を積もらせ、溶岩は北西の青木ヶ原方面に大量に噴出。この時の溶岩で、1つの湖が西湖と精進湖に分離。
③宝永の噴火:1707年(宝永四年)11月23日
南東の山腹から噴火。その噴出口が宝永火口。
3回目の噴火では、風に流された火山灰は関東にも数センチ積もったという記録があり、ふもとの村では2メートルも灰がつもって壊滅したそうだ。
その3回目の記録によれば、噴火の半月ほど前から地震が頻発していたとのこと。
いつ噴火してもおかしくないなんてよく言われたりするが、そういう意味ではいきなり大噴火ということはなさそうなことがわかる。
しかし、富士山の噴火にしても関東大震災にしても、本当にそろそろと言われながら何も起きていない。
だから誰も何の準備もしてないのが現状。
ある意味これが一番怖い。
つまり特に関東に住む人にとっての本当の脅威とは、平和ボケであると思う。