現状維持を捨てた結果は | 志高く

現状維持を捨てた結果は

テレビでキッコーマンの海外進出についてのエピソードを
放送していた。
キッコーマンの醤油は今では100以上の国に供給している
とのこと。
そもそもの海外進出のきっかけは、日本市場での売上が
頭打ちになったからが理由だそうだ。
ちょうど1970年頃の話。
そこでキッコーマンでは、海外進出と現地生産の2つに挑戦。
アメリカでは誰も知らなかった醤油を、当時の大統領選挙中に
テレビCM一日で一年分の広告費を使って宣伝し、
それが成功して見事に現地生産にも踏み切る。
その当時の日本企業では、海外進出も現地生産も非常に珍しい
こと。
つまり前例のないことに挑戦されていた。
でも、そこには「醤油を何とか海外の人にも使ってもらいたい」
という思いがあったからこそである。
恐らくそこで当時の経営陣が満足していたら、醤油はとても
ローカルな調味料で終わっていたかもしれない。
そしてまた、現状維持の行く末は衰退のみであるということも
理解されていたのだと思う。
まさに理念を描いて、現状維持を否定して挑戦したからこその
結果である。