基本しか指導しない理由
雑誌やテレビなんかで、ジーコやペレといったサッカー界の大物に指導してもらった事のある人からは、いつも共通したコメントが聞かれる。
2人とも指導する内容は、実に基本的なことだけしか言ってこないのだそうだ。
前にもジーコの指導については少し書いたが、その時は主に精神論だった。
技術に関しては、「ボール見て」「ゴール見て」「ボール見て」「キーパー見て」「ボール見て」「シュートして」とかそんな感じなのだそうだ。
教えられた方も、基本中の基本しか言われないので拍子抜けするくらい。
それについて日本代表の福西選手は、ジーコはその簡単なことを普通以上に素早く的確にやっていたのではないかと解説していた。
もちろん日本代表クラスの指導になればもう少し違うのかも知れないが、それでも結構シンプルなことが中心のようである。
やはりできるかできないかの差よりも、知っていても理解しているかどうか、理解していてもやるかやらないか。
人によって結果に違いが出る一番の理由とは、こんなところにあるのかもしれない。