なぜを5回繰り返す
サラリーマン時代に大変お世話になった先輩で、染谷さんと言う方がいる。
この方を一言で表現すれば、まさに「気配りの染谷さん」という表現がぴったり。
とにかく気配りに関する感性はすごい人。で、普通の人が気付かないような事にも、すぐに気がつく人だった。
自分が使った書類があれば、「どのように片せば次に使う人が使いやすいか」と言う事をいつも考えているような人で、一緒に働く人の事を自分よりも最優先で考えていた。
そして、実際に染谷さんの使った後の備品や書類は、次の人が使える状態ではなくて“気持ちよく”使える状態になっていた。
チームを組んで事にあたった時も同じ。先輩というスタンスで接しているのだが、対応はお客様に対するように細かく気配りをしてくれているのが伝わってきた。
恐らく、自分がやってもらって嬉しい事を無意識のうちにやれる人なのだと思うが、自分がいない空間の事まで想定して動いていたのだと思う。
たぶん、「あとの人が困らないか」「迷惑がかからないか」「今、現在迷惑がかかっていないか」など色々と想定していたに違いない。
トヨタ自動車では、社員の間で現実の問題に対して「なぜを5回繰り返す」というのがある。
しかし、実際はそれでもまだまだ知恵は出てくるそうだ。
できる人は、やはり普通の人以上にいつも考えている。
気配りの感性も、それと同じだと思う。