本当に真剣に仕事をするという事
毎週日曜日は、近所のおそば屋さんの女将さんが来てくださる。
女将さんが「もう、年も年だからしんどい」と言われたので、「お弟子さんでも取られられたらどうですか?」とお話した。
そうすると「私は、人に仕事を教えるのが下手。自分でやった方が早いし、気がラクなの」とおっしゃっていた。
でも、もっと詳しく話をすると別のところに理由があった。
女将さんは自ら料理も作っていらっしゃるが、作るときは必ず「おいしく作ろう」とか「おいしくなれ!」などと念じながら仕 事をしているだそうだ。
そして、これを若い人に伝えようと思っても難しくて、ただ料理を形だけ真似られて作られても困るとの事だった。
真剣に仕事に取り組むとは、こういう事だと思う。
そのおそば屋さんが、30年以上続いている理由がよくわかったような気がした。