5月病という言葉はよく聞くが、6月病という言葉もあるそうだ。

3日間雨傘が続き、今日は曇り。部屋の中の湿度が70%を超えて、

ジメジメ感とうっとおしさで、気持ちも落ち込みがちになった。

梅雨入りした関東地方では晴れ、最高気温が36度を超える猛暑!!

大雨だったり、猛暑だったり、日本中が不安定な天気に、

体の不調を訴える人が多いだろう。

バランスよくご飯を食べ、水分補給、エアコンをうまく利用し、睡眠をしっかりと!

家以外の涼しい場所で時間を過ごすのもいいだろう。

あとは、お楽しみプランを実行!気持ちを切り替えながら、

9月までの3ヵ月余り、乗り切ろう。

川土手の周辺で、ヤブカンゾウが咲き始めました。別名を「忘れ草)」といい、

1日しか花を咲かせないことに由来するそうです。

 

クローバー  クローバー  クローバー  クローバー  クローバー  クローバー  クローバー  クローバー  クローバー  クローバー  クローバー

さて、今日も『大人こそ絵本を!』ということで、2冊の本を紹介します。

まずは、『ちいさなくれよん』

これは6年ほど前に、一度ブログに投稿したことがある私の大好きな絵本。

篠塚かをり作、安井淡(たん)絵

 

 

篠塚かをりさんは、1934年生まれで、若くして1981年に亡くなった。

幼稚園勤務のかたわら、詩や幼年童話を書いていたそうだ。

安井淡(たん)さんは、1921年生まれ。

「あかいくつ」など心温まる画風の絵本を描き続けた。1986年に亡くなった。

 

最初のページ。

『おれて みじかく なった きいろい くれよんが、

くずかごの なかに すてられました。

「ぼく、まだ かけますよ。まだ、きれいに ぬれますよ。」

おおきな こえで よんだけれど、だれも 

ひろいに きて くれません。』

ちいさなくれよんは くずかごを飛び出して、広い世界にでていく。

子どもの身の周りの どこにでもある日常の姿が描かれ、

結末を自分なりに想像しながら、最後にいきつく。

 

子どもたちへのメッセージを 強く感じていたが、

時間がたって再度読んでみると、ちいさなくれよんが自分と重なってきた。

今の自分にもできることがあるよ、最後まで頑張って!と励まされて、

勇気をもらったようだ。

よければ、ちいさなくれよんを 最後まで応援して見てあげてください。

 

 

もう一冊も、私の好きな絵本。『ちいさなはくさい』

くどうなおこ作、ほてはまたかし絵。

くどうなおこ(工藤直子)さんは、1935年生まれで現在88歳。詩人であり、童話作家。ご存じの方が多いのではないでしょうか。子どもの感覚や心、生きものたちの気配などを 詩やお話に書き続けている。「子どもの気持ちで書いたのではなく、いまも子どもだ」と工藤さんは話す。

 

ほてはまたかし(保手浜隆)さんは、小中の美術・図工教師を勤めたあと、絵が描きたくて、油絵や版画を制作。工藤直子直子の詩集『のはらうた』をもとに、1987年から毎年、『のはらうたカレンダー』を作っている。

 

 

最初のページ。

『おかのうえに

ポツンと立っている かきのきが

そばのはたけをみて いいました

「ふむ ことしは はくさいばたけだな」』

畑からはみだしてしまった小さなはくさいは、早く大きく育ってトラックで八百屋へ行きたいと願います。そんな小さなはくさいを かきのきは優しくみまもります。さあ、この後小さなはくさいは、どうなってしまうのでしょう。

続きは、どうぞお手に取って、読んでみてくださいね。

絵本にふれるきっかけになってほしいと、願っています。

 

絵本を一人で読むのと、読み聞かせをしてもらうのは少し違う。

私はどうしても言葉(話)の方に 目が行ってしまいがちになる。

読み聞かせをしてもらうと、お話と絵を 同時に見て聞くことができる。

耳から聞いたことばが、絵をどんどん動かしてくれるのだ。

読み聞かせをしてくれる人、どこかにいないかな~照れ

 

うちの庭のネジバナ。茎にからみつけるようにらせん状に、ピンク色の花を咲かせます。

絡める方向は、右向きも左向きもあるようです。