もう小春日和とは言わないのだろうが、今日は、朝から異様に暖かい。
庭のケヤキはほとんど落葉し、残り少なくなってきた。
川べり散歩では、バッタが草むらから何度も躍り出て、
さすがにモンシロチョウはいないだろうと思っていたら、ひらひらと現れた
福岡の娘んちへ、6日~8日。
行きの特急電車でハプニングに遭遇。行橋の手前で、異常音が鳴り列車が急停車。
運転席のすぐ後ろの車両に乗っていたが、後部車両から若い車掌さんが
走って運転席へ入る。
『点検作業を行う』という車掌さんの車内放送で、しばらく待つことになった。
待つこと20分、こういう時の時間は、長く感じるものだが。
やっと、原因がわかり、23分遅れの出発になった。
線路の置き石が原因だったが、大事にならずよかった。
置き石で脱線した事故もあったそうで、いたずらで置き石すると大変なことになる。
この遅れで感心したことは、車掌さんの対応だった。冷静な放送で、遅れのための
乗り換え時間の変更なども含めて、わかりやすく説明してくれた。
緊急時の対応の訓練をしているだろうが、花まるだった。
予定より遅れて、娘んちに到着。Aちゃんはお昼寝中だった。
目覚めたAちゃん。ご機嫌だったが、最初のうちはなかなか抱っこさせてくれない。
抱っこがダメならおんぶはどうだ!これが大成功。廊下を歩くと大喜び
二日目は、娘とAちゃんと一緒にふれあいコミュニティセンターへ。
他のお子さんたちに紛れて、遊具で遊ぶ。今のAちゃんの好みは、車のようだ。
子ども同士で遊ぶのはまだだが、うろうろしながら1時間ほど遊んで、ランチへ。
ランチの席ではAちゃんは和光堂のベビーフードを美味しそうにペロリ。
私たちのランチが終わるまで、一人遊びしながら待っていてくれた。
お喋りしてAちゃんの存在を一瞬忘れてしまうくらいだった。
最後の日の午前中、孫のAちゃんと二人で過ごした。初めての経験。
娘夫婦を送り出す時、少しぐずったが、すぐに機嫌も直り、朝食を食べ、うんちを
して、たくさん遊んだ。膝の方に寄ってきて、ちょこんと座るようになった。
しっかり歩けるようになって、探索行動が盛ん。おもちゃに限らず物に興味を示し、
何でもさわってみて試してみるので、危ないものは下には置けない。
障子の開け閉めも好き。
まだ意味のあるはっきりとした言葉はないが、何かしらしゃべっている
音楽に会わせて拍子をとり、Aちゃん語で歌っている
そうしているうちに、娘たちの用事は思ったより早く終わり、帰ってきた。
可愛い可愛いと、娘も婿さんも愛情いっぱい注いでいる。
いっぱい甘えさせるのがいいようだ。
厳しく育てられた私たちの時代とは、子育ての仕方は違っているが、
子どもを愛しむことは、今も昔も変わらない。
二泊三日のお出かけ、終わってしまえば、あっという間だったが、
刻まれた思い出は、多いほどいいものだ。
PS:ある保育園では、子どもを褒める『イオプカシの呪文』を、実践している。
イはいいとこ褒め、オは驚き褒め、プはプロセス褒め、カは感謝褒め、
シは質問褒め。
保育園児に限らず、小中高生、大人になっても、老人になっても、褒められ、
認められると嬉しいものだ。親子の間でも、夫婦の間でも、友だち同士でも
褒め上手になりたいものだ。