今日は今年の春に入職した新人k君の厄日でした。とにかく、朝一番からやる事なす事全てが悪い方向へ…。でも、こんな日ってありますよね。

 

中でも今週で摂食機能療法の算定期限90日を迎える患者の今後の経口摂取の進め方について、看護師から協力をとりつけることができていないことに関しては大変でした。これまでも“先を見据えた進め方”をしていくようにはアドバイスをしていたが、k君にとっては、毎日をみることで精一杯。気づいたら90日を迎えることになり、これまで毎日入れたらのに、今後は月4回が上限となってしまう。ここ最近ようやく食べられるようになってきたのに…。しかも、まだ半固形系の食事形態であり、主食副食に別れた食事らしい食事形態ではない。プリン、ゼリー、ヨーグルト、ババロアの類を3品程度の食事だ。入院から廃用性変化も目立ち、体重は減少、食事時間前後に吸引も必須だ。その吸引では黄色の粘稠痰が多量に回収されるわけで…、「STでも大変そうなのに、看護師で食べさせ続けるなんて到底できない」という看護師たちの意見だ。

 

しかも、入院されているのが障害者病棟でもともと看護師の介護力不足が常に課題となる病棟でもある。

 

急遽病棟で看護師に集まってもらい今後の経口摂取の進め方についてカンファレンスを開催してもらったが、結果は…「私たちも食べさせてあげたくないわけではないけれど…」と言い訳を聞かされた上での拒否。結局、1日1回の食事は中止となってしまった…。

 

食べることは生きること

 

それらを支える者として、自身のコミュニケーション能力が患者の食べる食べないを左右することもある。改めて、ST自身のコミュニケーション能力を磨いていく必要があることに気づかされる今日一日であった。