とぼとぼと駅に向かいました。

 

あ、その前にトイレ行かなきゃ。

駅前の〇ズミヤに入る。

2階に身障者用のトイレがあるのだ。

 

小は大丈夫だけど、やっぱりお腹が緩いようなお尻が気持ち悪いようなで時間がかかってしまったガーン

 

 

緊張してるのかもしれない。

 

 

やだな~。

こんなイイ歳して、交番にお金を借りに行くなんて。

なんとなく嫌な予感がするよ。

 

それでも仕方ない。

でも行きたくない。

だからか?

 

交番、どこだっけ?

 

知ってる、絶対に何度も見ている。

のに、場所がわからないよ?

 

・・・・・私・・・ホントに大丈夫じゃないかも?ガーン

 

人に訊こう。地元っぽい人。

向こうから〇ズミヤの店員さんが歩いてきた。

 

「すみません、交番はどこでしょう?」

 

店員さん(同年輩くらいの女性)はとても親切でした。

来た方へ引き返して案内してくれました。

〇ズミヤを出て建物沿いに左に、ああ!思い出した、思い出したよ!

駅に入ってホームに昇らないと見えない場所なのだ。

 

一緒に出て来てくれた店員さんにお礼を言う。

あ~、親切な人だった。

少し心が温かくなる。

 

でも、交番は、冷たかった。

いや、それは普通なのだった。

 

交番に入って、緊張して、しどろもどろ話した。

 

まず、言われた。

当たり前の事を。

 

「交番は、お金を貸すところじゃないんだよ」

 

なんか他にも刺々しく言われた。

 

「じゃあ、氏名、住所と電話番号を言って」

 

保険証を出したので、それを見ながらお巡りさんがメモ帳に書いてた。

 

「で、いくら必要なの?」

 

Suicaだからわからなかった。

 

「多分300円くらいで足りると思います」と言ってみた。

 

まあ、多分そうなるだろうと思ったけど、お巡りさんはお財布から千円札を取り出した。

 

「自分は3交代制で今日の夜まではここに居るけど、いつ返しに来るの?」

 

「あの、明日・・・・・」

 

「明日?!」

 

信じられないという顔をされた。

 

今が午後1時すぎ。

メモした住所まで往復2時間ちょっと。

4時すぎには来れるだろう。普通なら。

 

もうずっと嫌そうな態度をとってるお巡りさん。

 

「私、こう見えても障害があるんです。ここまで来るのも大変なんです」

言ってる内容よりも、もう泣きそうな声にお巡りさんは、仕方なく思ったようだった。

 

 

「ありがとうございます」と頭を下げて外に出た。

 

少し歩きだした途端にまたトイレ感覚がおそってくる。

急いで今度は駅ビルのスーパーの身障者用のトイレに入る。

出そうなのに、出ない。

 

この日は、もうトイレがあれば入ってみる状態なのに、家に帰ってまた来るなんて無理!!

 

・・・・・・・・・・・。

 

・・・仕方ないや。

交番は最後の手段じゃなかった。

その前にタクシーに乗って帰るという方法があった。

タクシーを待たせて(保険証でも置いて)お財布を持ってくれば大丈夫だっただろう。

 

そのタクシー代をケチろう!と考えたのは自分だから。

だから交番で嫌な思いをしたのはそのタクシー代(約3000円)の替わりなんだ。

 

あの嫌そうな態度。

それだけお金を借りに来る人がいて、しかも返さないって事なんだろうな~。

人間不信になるだろうな。

お巡りさん、ご苦労様です。