NBonlineに黒木亮さんが
「市場経済化する箱根駅伝」
というタイトルで書かれている。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090105/181820/
黒木さんは箱根を走ったランナーでもある。
瀬古利彦さんから、
襷を受け取った経験もあるらしい。
当時から大学駅伝の最高峰で、
沿道での応援も多かったらしい。
だが、TV中継もないため、
静かな心でレースと
向き合うことができたらしい。
だが、1987年のテレビ中継開始以来、
「ショー化」し、それだけが原因ではないが
様々なことが変わったようだ。
以下のようなことを挙げている。
・大学経営者たちは、受験生集めとしての
宣伝手段として注力してきた
・棄権が日常茶飯事となった
・選手と監督の関係が変わってきた
そして最後には、
「多くの選手や監督にとっては、
昔の方が幸せだったと思うのは、
私だけではないような気がする」
と締めくくっている。
箱根ランナーは記憶に残り、
卒業後も注目される。
ニューイヤー駅伝でも、
箱根ランナーがたくさん出た。
オレが今年、記憶しているのは、
優勝した富士通のアンカー、
同じく富士通でマラソン元日本記録保持者、
日清食品グループなどだ。
だが、箱根駅伝の時と比較してしまうと、
どうもパッとしない。
特に箱根の有力ランナーは
故障もたくさん抱えているだろうし、
こう言っては悪いが、
箱根駅伝で燃え尽きている。
だから、選手生命は非常に短い。
早くに現役を引退し、指導者になる。
そうした早くに引退した選手は、
箱根を目指す大学の監督になる。
まさに自己完結だ。
それでも毎年毎年、箱根のTV中継はある。
いや予選会まで、TV中継される。
そこで、アナウンサーは
「襷が途切れる」と絶叫する。
必要以上に劇的に伝える。
選手の汗、涙を伝える。
確かに感動的だし、
レース自体も面白い。
視聴率も取れるのだろう。
でも、早期での選手つぶしに
つながっていることは、
明々白々、間違いない。
もちろん、TV中継が原因で、
箱根駅伝のレベルが
高くなったことも間違いない。
でも、日本の中長距離のレベルも
上がったかといわれると、そうとは思えない。
選手寿命は短くなり、選手としてのピークも
早まっているだろう。
やっぱりもったいないと思う。