今日は行ってきた。
東博は何年連続か覚えていないが、
正月の年中行事となっている。
今年は特別展もない。
数日前と展示品も
そう変わっていない。
やはりいいものはいい。
ただ、どういうわけか知らないが、
平常展だけにしては、
やたら混んでいる。
ミュージアムシアターの受付には
行列すら出来ている。
一体どうしたのだ。
まあ最も、今年は
今日が最初で最後で、
これ以上来ない人も
たくさんいるのだろう。
生意気な言い方だが、
素人と言うか、見方を分かっていない、
真剣に見ていない人間が多い。
前にも書いたが、
字(説明文)ばかり見ている人が
なんと多いことか。
写真を撮っている人も見かける。
字(説明文)の写真を
撮っている人までいる。
何しに来ているんだ?
そして大倉集古館の
「追憶の羅馬展」。
つい先日、日本橋三越でも見た。
内容に関しては特にコメントはない。
素晴らしい作品が多い。
ただ、気づいたことがある。
このローマ展の開催は1930年。
すでに春草はこの世にいない。
観山の亡くなった年も1930年である。
詳しいことは知らないが、
ローマ展を開催している頃は、
既に亡くなっているか、
病んでいるかであろう。
その点、大観はスゴイ。
ローマにまで行って挨拶までしている。
これまた以前に書いたが、
先の三人の中では、
間違いなく、大観が最も知名度が高い。
千住博さんの話だが、
「巨匠だから長生きするのではなく、
長生きして巨匠になる。」
巨匠と言われれば、大観になる。
この「追憶の羅馬展」では
貴重なものが見られる。
それはローマ展にまつわる様々な資料だ。
各画家の進捗状況を記した紙、
作品目録、保険、出納帳、
ローマ展の新聞記事などがある。
生々しくて面白い。
博物館でも目録などは
展示してあるときもあるが、
解読不可能でちっとも面白くない。
でも、このローマ展のものだと、
楷書で記してあり、
はっきり見えるし、読める。
非常に興奮した。
3月3日以降は、
大観の「夜桜」も展示される。
また行く予定だ。
ちなみにここはホテルオークラの宿泊客は
無料で見られるらしく、そんな人が多い。
オレのような、貧乏くさいやつは、
あまり見られない。
だからかも知れないが、
そんなに混んでもいないし、
やかましい非常識なヤツがいなければ、
穴場的なおススメのスポットだ。
これも前に書いたか?