出来るも出来ぬもあなたの根気次第 | 事実追求 真実探求

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ちょっと立ち止まって、考えてみよう

講談社野間記念館、
「講談社の『出版文化資料』展」に行ってきた。


大したことはないと、なめていた。
が、とんでもない大間違いだ。
講談社さん、そして野間さん、
ごめんなさい。


これは必見の展覧会。
今年見た中でも、
一番かどうかは分からないが、
秀逸の展覧会だ。


以下の4つに分かれているのだが、
それぞれに見所がある。
・表紙と口絵の原画
・立体大型付録ほか
・挿絵の原画
・「講談社の絵本」の原画



表紙と口絵の原画
ここでのイチオシは、
木村武山「鴻門の樊カイ」
(カイは口偏に會)。
とにかく丁寧。

ちなみにこの樊カイは
「項羽と劉邦」に出てくる。
これについてもいつか触れたい。
不思議な話なのだ。


武山以外にも、大観、栖鳳、御舟、
松園、魁夷などビッグネームぞろいだ。




挿絵の原画
伊藤彦造「豹の目」が
イチオシなのだが、
それぞれがもう、スゴイ。
これも丁寧、そして緻密さ。
日本画で感じる画家のひたむきさ、
集中力をひしひしと感じる。


挿絵を低く見るわけではないが、
挿絵だけに留めておくのは
もったいない気がするのだ。




「講談社の絵本」の原画
桃太郎、浦島太郎、などおなじみの
昔話の絵本の原画だ。
これも、前述の「挿絵の原画」同様、丁寧。
絵本の原画のみに留めておくのは
もったいない。


当記念館にもあったが、
これらの絵本は復刻版であろうか、
販売されているようだ。


さて、この展覧会には、
三大太郎(そんな言い方するか不明)、
桃太郎、浦島太郎、金太郎がある。
他の「タロウ」でとっさに思いつくのは、
岡本太郎、ウルトラマンタロウ、麻生太郎だ。


これらをまとめて
六大太郎(タロウ)と言えるかどうか?




立体大型付録
これが一番スゴイ。
付録の精密さもスゴイのだが、
『「少年倶楽部」昭和7年1月号』を読んで欲しい。
付録の「軍艦三笠の大模型」について書いてある。
大笑いしてしまった。


でも、バカにしているわけではない。
こんなことを、少年誌に書けるかと思うと、
そこに感心したのだ。


一番感心したことばは、
「出来るも出来ぬもあなたの根気次第」。
「根気」ということばを久しぶりに聞いた。
それも少年誌でだ。
今、少年誌にこんなことばは書けるのか?


オレも幼いころ、この展覧会で展示している
「三笠」や「空中軍艦」ほど精密ではないが、
このような付録を組み立てた覚えがある。


この頃と同様に、オレの頃も
基本的にはさみ、糊は不要だったように思う。
だが雑に扱うと、厚紙とは言え、切れてしまう。
それが非常に悔しかった。
確かに「根気」が必要なのだ。


今の雑誌にこのような付録があるのか知らないが、
作る少年はもちろん、企画・製作する大人も
根気がいるだろう。


付録としての完成度にも感心する。
ポスターのことばにあるように、
「立派だ ステキだ だれでもビックリ」なのだ。


この「根気」については、また別途触れたい。





オレに子どもはいない
(結婚もしていない、したこともない)が、
子どもにはケータイとか、
DSのようなエレクトロニクスの

機器はいらないと思っている。


この展覧会で見られるような、
優良な絵本や雑誌を与え、
想像力を養うほうが、
はるかにいい。


少年誌向けとはいえ、迫力を感じる。
一流なのだ。


でも、今そんな優良な雑誌があるのか?
大人がいいものに触れていないから、無理か。
もちろんオレもそうであるが。


本当に展示物がスゴイ。必見だ。






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あんなくだらない&ろくでもない
クソバカアホ制度ぶっ潰せぇ!!