夏目漱石は今は無理である。
いつかできたら、触れたい。
高校野球の話題から、
気になったことを。
大府高校の監督の試合後のコメントに、
「謙虚さに欠けるプレーが出た。
きょうの試合は恥ずかしかった」
とあったようである。
実際にそのプレーを見たわけでも、
監督のコメントをTVなどで
聞いたわけではない。
でも、これが日本人、
教育の一環としての高校野球を思わせる、
嬉しくなるコメントだ。
「謙虚」、「はずかしい」。
最近聞かなくなった、
もしかしたらなくなってしまった
感覚、感情である。
とかく強い、弱いだけが注目され、
教育であることが忘れられがちな
高校野球、クラブ活動である。
でも、あくまでも高校野球は、
教育の一環である。
野球がうまくなること以外に、
選手はレギュラーでも、
そうでなくても、
たくさんのことを得るはずである。
なんといっても、夏の大会の場合、
特別な場合を除いて、
負けないまま終わるのは、
たったの一校である。
一校を除いては、
たった一回負けただけで終わる。
たまたま実力が十分に出せなくても、
たった一球の失投があっただけでも、
終わることもある。
自分がミスをしなくても、
終わることもある。
それでも、負けは負けで
受け入れなければ
ならないのである。
逆に、自分の調子が悪くても、
たまたまその時、実力が出せなくても、
勝ち続ける場合もある。
理不尽かもしれない、
おそろしい世界だ。
そしてこの大府高校の監督の指導モットーは、
「素直な心で謙虚に」だそうである。