対決展(東博)-3 | 事実追求 真実探求

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ちょっと立ち止まって、考えてみよう

今日行って来た。
たいてい何度も行く展覧会の場合、
最初に行くときは、まず一回りして、
次に来たときに、じっくり見る作品を決める。



でも、この展覧会は、
期間が1か月強と短いにもかかわらず、
頻繁に展示替えが行われるため、
これが最後になるかもしれない作品も多い。
貴重な作品だけに、
東博で1か月強も独占できないのであろう。



まずはとりあえず、一周しようとは考えたのだが、
そんなことしなくてもいいと思うほど、
すごい作品が3点ある。

はっきり言ってしまうと、
オレにとっては、
以下の3点以外は見なくてもいい、
どうでもいい作品なのだ。



その最高の3点は、
・狩野永徳 花鳥図襖(梅に水禽図)
・伊藤若冲 仙人掌軍鶏図襖
・長沢芦雪 虎図襖
である。





●狩野永徳 花鳥図襖(梅に水禽図)


この作品は(洋画はろくに見ていないが)、
世界一ではないかと、勝手に思っている。



この作品だけでなく、
聚光院 方丈の室中の

襖絵はとにかくすごい。
バランスが素晴らしい。

まさに完璧なのだ。



この展示会で展示してある、
長谷川等伯 松林図屏風、
永徳 檜図屏風 などは、
かすんでしまうのだ。



でも、全体を通して見ても、
永徳 vs 等伯は
若冲 vs 蕭白 と並んで
見所の多いところだと思う。
全体に関しては、明日以降、
詳しくふれる。



ちなみに、展覧会の後期には、
花鳥図襖は松鶴芦雁図になる。
去年、京博での永徳の展覧会では、
見られなかった作品だけに楽しみだ。





●伊藤若冲 仙人掌軍鶏図襖


この作品は始めて見る作品だ。
たかが鶏、単なる鶏なのだが、
スゴイのだ。
いや、たかが鶏でありながら、
これだけの迫力があるところが、
すごいのかもしれない。



「たかが鶏」という表現は、
鶏に対して失礼で、
人間の驕りからくる表現かもしれないが。





●長沢芦雪 虎図襖


この作品も、実物は始めて見る作品。



芦雪が絶好調の時の作品とは
聞いていたので、楽しみだった。



どちらかといえば、かわいい虎だ。
でも、よく言われるように、
躍動感、力強さを感じ、今にも襖から
飛び出してきそうな迫力を感じる。



4面ある襖のうち、
向かって最左の襖は、
ひげ2本しか書かれていない。
こういうもったいないことをするのも、
日本画ならではだ。



全く関係ないが、
阪神タイガースが絶好調でもあり、
より一層、勢いよく見える。





今日はここまで。