薬師寺展 | 事実追求 真実探求

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ちょっと立ち止まって、考えてみよう

今日で終了。
結局、3回行った(今日は行っていない)。
スロープの上から見る日光・月光菩薩像は

新鮮で良かったが、全体としては
結局イマイチの印象のまま終わってしまった。


TVなどでは絶賛しているが、
簡単に言うと、(オレにとっては)
ダメだったのである。


何で、何がダメだったのか、

日光・月光菩薩像についてのみ考える。

10年近く前にはなるが、
これまでに何度か
薬師寺に行っている。


展覧会場に薬師寺金堂内の
三体の仏像の写真があったが、
やはり、ピタリと決まっている。
美しい、これだ、と思う。


それ以外にも、展覧会の会期中、
TVや雑誌などで、

薬師寺内にある仏像の姿を見るが、
やはり美しい。


どうも、日光菩薩のみ、
月光菩薩のみでは
捉えていないようである。


では、何が違うか?
三体まとめてではなく、
一体のみを考えると、
光背のあるなしが
決定的に違う。


仏像の(今は)黒に対し、光背の金色。
これが絶妙のバランスで美しい。
色のバランスはもちろん、
大きさもいいバランスだ。


いうまでもなく、光背のない
仏像そのものもバランスがよく、美しい。
それに光背は輪をかけることになる。


こうした素晴らしいバランスの仏像が三体、
その三体のバランスも素晴らしい。
かつ、仏像が安置されている金堂とのバランス、
さらに東塔、西塔、伽藍とのバランスも完璧。
たぶんそうしたものを、
まとめてオレは記憶している。


だから、一体のみを見せられても、
そう簡単には感動しない。
なんか違う、と感じてしまう。


ちょっと前に東博であった唐招提寺展も、
こんな理由で違和感を感じたのだろう。


これからこのような展覧会には
こんな覚悟をして、見に行かなくてなならない。